天然記念物として指定されている船津胎内。
恋人同士で手をつないだまま入って出てこれたら結ばれるってゆうけど?

河口湖町船津にある船津胎内は、 富士山麓に点在する溶岩樹型の1つとして挙げられている 国の天然記念物です。
最深部は約20mで、内部が胎内に似ていることから胎内樹型とよばれています。
樹型とは、溶岩の中で木々が熱で解けて、穴が空いたものを言うらしいです。

境内

賽銭箱の後ろに・・
境内のお賽銭箱の後ろに、洞口があります。
恋人同士はここから手をつないで入って、つないだまま出てこれたら 結ばれるといわれるので、ラブラブに手をつなぐカップルがいたりします。
(まあ、たいがいはおばちゃんたちが多いけどね)
ちなみに手をつないだまま出て来るのはなかなか難しいと思いますよ。
入って少しすると、母の胎内の入り口があります。
ここははわりとせまく、
先に入ったおばちゃんたちが「やだ!通れないわよ!」と騒ぐ声が 響き渡っていました。
その穴は行き止まりなので おばちゃんたちが無事出てくるのを確認して中へ。


母の胎内に入る人々

母の胎内入り口

下に少し下りて歩くと、どんどん狭くなっていきます。

胎盤
岩の色が赤っぽかったりするので、本当に胎内にいるみたい。
コノハナサクヤ姫
像が飾られています。

出口
富士山界隈では胎内洞窟が多く、胎内めぐりは蘇りの儀式といわれているらしいです。
そういわれてみれば、このあたりは胎内って名前がつく洞窟が結構あるんですよね。
蘇ったらどうなるんだろう?と、ちょっと期待したりして。(しない、しない)

無事手をつないだまま出てくることが出来たカップルは、将来に期待なのかな?

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