洞窟の国へ
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富士山御胎内清宏園


静岡県の名勝百景にも選ばれている「富士山御胎内清宏園」。
その中に「印野御胎内」という洞窟があります。
お年寄りの方々がよく訪れているけど、 短いわりにこの洞窟は結構ハード!
それには意味があるのです。

印野御胎内胎内神社
「富士山御胎内清宏園」は、とっても自然が豊富な場所。 その自然を満喫しつつ、ずんずん歩くと、その一番奥にこの胎内神社があります。 空海が弘仁年中に開いた神社並祀の社と言われ、江戸時代には霊場だったらしい。 でも今は安産護守として年中参拝者が訪れています。

でも、ここに来たのは2回目だけど、前は人が全然いなくて洞窟入るの怖かった〜! 今回は、ご老人が沢山来てたけどね。

入り口
入り口
この神社の横にこの御胎内洞窟はあります。
入ったなりに驚くほど暗い。ろうそくをくれるけど、はっきりいってこの先持って歩くのは至難の業。 這いつくばって歩かなければいけないほど、狭く細い道がこの先には待っているのです。
狭く細いみち
狭くなる洞内狭くなる洞内
色々な洞窟を見ていると、洞窟はある種宗教的な意味合いをもって存在するものが多いみたい。
そしてここ、御胎内洞窟もその種の洞窟らしい。
洞窟を人体の内部に見立て、特に母体として、子宮から産道を通り、出産する過程をかたちどっていたりする。 安産のための神社の裏手に洞窟をよく見かけるのはこのため。
洞窟から出産される?ことによって生まれ変わる気持ちも含んでいるんです。

本殿
本殿
「父の胎内」といわれる、わりと広い洞内を抜けると「本殿」という場所があり、 ここから「母の胎内」が始まります。
子返り
子返り
「子返り」の穴に入るとあなたは胎児に戻ります。 さあ、本格的に狭い道(産道)の始まりです。
もう、ここまでくるとろうそくなんか持てない状況。
お年寄りがよく来ていますが、ちょっと大変そう。。。
ごろごろと這いつくばり、着ていた服はどろどろ・・・。
もう必死です。

やっと洞窟から出たときは、「産まれた〜」って感じ。
外の明るさで目がちかちか。
本当に生まれ変わった気分!!
生まれ変わりたい人にはおすすめ!(?)

多幸穴
多幸穴
園内はいくつもの小さい洞窟が散らばっています
  • 多幸穴
  • 老楽穴
  • 観音穴
  • 不動穴
  • 息吐穴
など。奥行きはありませんが、見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

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