カタカナが脳を通り過ぎてゆく |
イタリアンレストランに行きセットメニューをたのんだ。 「おまたせいたしました、こちらが前菜になっておりまして とうもろこしの何たらと、なんたらかんたらの生ハムに キャベツと何とかの何とかです」 「ハイ、こちらはなんとかのパイ包みとなんだらかんだらのパスタです」 デザートとコーヒーを平らげ、レストランをあとにした。 「…アレいまいちだったね」 私も連れも聞きなれないカタカナ部分は全く記憶に残っていないのだった。 ちょっと待て! 毎日の食べ物記録をとっている連れ君。このメニューを記録帳にどう書くのだ! (正確にはファイルにどう入力するかだが) 未知のコトバを脳が受け付けなくなっているのは 洋画の俳優や監督の名を思い出せないのと同じ現象か。 老いは確実にやってきている(ぷっ) というかこのいただけない脳みそをどう補っていくかが問題だ。 1.即メモる メリット:メモっているという行為を相手へさらし、 聞き逃した部分も聞き返せる。至極確実。 デメリット:恥ずかしい。 2.録音する メリット:録音装置をテーブルの隅などにさりげなくおいておく。 メモるよりは目立たない。 デメリット:停止・録音ボタンを慌てて操作する時が恥ずかしい。 3.記録しない メリット:なーんも恥ずかしくない。 デメリット:ものの名を覚えられない。 補うより脳を鍛えた方がいいようだ。 てゆかもっと厚顔になれんかな。 |
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