昭和33年3月発売
ナショナルのトランジスターラジオとしては初期のもの。
恐らく短波付としては1号機と思われる。
MW 540〜1,600Kc
(感度200μV/m/10mW)
SW 3.9〜10Mc
(20μV/10mW ?)
4AA型乾電池(6V) 1個使用。
重量 電池なし 640g
松下の初期のトランジスターラジオ
あまり魅力的なデザインでは無いと思うが?。
でも当時としては小型に良くまとまっていたのだろう。
ヨーロッパタイプのトランジスターが見える。
横に寝かせてつけるなど、薄型に仕上げるのに苦労している。
トランスの右に2個(黒)が積み重ねてある。
バリコンの横に1個、黄色が2個に緑が1個。
昭和33年10月発売開始。
松下の初期の2バンド トランジスターラジオ。
このラジオは平成13年4月 九州の骨董屋さんで購入した物。
右上が欠けているのが難点。
松下はトランジスターの生産が遅れたので、
最初期は他社から石を購入してラジオの生産を行った。
このATシリーズは自社のトランジスターを使った比較的初期の物です。
昭和33年5月発売開始。
トランジスターはヨーロッパ系の小型の試験管に色をつけたような形をしています。
写真で赤(OC44) 黄色(OC45) 黒(SPとケミコンの間 OC71)
他にPP出力用は長めの缶タイプ OC72です。
ナショナルのAT−290 2バンドラジオ。
ナショナルのトランジスターの生産が軌道に乗ってきた時代のトランジスターラジオで初期のラジオとしては比較的良く見かける。
ヨーロッパタイプのトランジスターが使われている。
このトランジスターはなんとなく頼りないが、不思議な魅力がある。
昭和34年3月発売開始。
非常に小さい。
昭和35年5月発売開始。
裏側が基板面になっている。
電池も水銀電池を使ったようだ。
ナショナルの2バンドラジオ。
短波帯が10.5MCまでとなっている。
トランジスターの高周波特性の制約かもしれない。
MC102 MC102 OC45A OC45B OC71 OC71 OC72 OC72
全て松下製のトランジスターを使っている。
親子のエアーバリコン使用。
昭和34年6月発売開始。
この時点では未だナショナルブランドです。
パナソニックは輸出するために付けたようです。
(アメリカにはラジオメーカーとしてnationalがある)
松下はトランジスターの開発には手間取ったので、30年代初期には生産に相当苦労したようだ。
他社製のトランジスターを使ったラジオを細々と生産した。
ラジオの最大メーカーの松下の初期トランジスターラジオが少ないのは石が入手出来なかった為らしい。
このラジオは生産量が多いようだ、よく見かける。
この時期になると多量生産が出来るようになったらしい。
この機種は松下のTR生産が軌道に乗ってきてしばらくしてからの製品と思われる。
昭和35年3月発売開始。
昭和34年12月発売開始。
不思議な構造のラジオ、他にあまり例を見ない感じ。
小型の中波専用トランジスターラジオ。
意外と小型。
後に支えの金具あり。
昭和35年頃流行した裏側基板(裏蓋側に基板面)。
9V 006P動作。
エアーバリコンを使った2バンドラジオ。
Trの性能の為か短波は10Mcまでとなっている。
ラジケーターが使われていて、作りは高級機。
8石 2バンドラジオ。
3連ポリバリコン使用高周波増幅付。
バーアンテナに9使われているコアは断面が四角形で非常に珍しい。
このような断面が正四角形に近いバーアンテナははじめて見た。
単2 4本使用。
ナショナル6石トランジスターラジオ。
MW専用、単3電池4本で動作。
トランス内臓で、AC動作可。
8石 2バンド。
525〜1605Kc
3.9〜12Mc
単3 4本で動作。
外部電源はACアダプター。
Kc表示である、おそらく昭和40〜42年の製品と思われる。
昭和41〜42年の製造と思われます。
カタログはこちらにあります。
単一電池4本かACか切替可能。
どのように修理したらよいかとの質問は、メールでは個々に対応いたしかねます、掲示板をご利用ください(質問は実名で)。
2002年9月23日
2003年4月8日R−130追加。
2003年5月7日 EA−175追加。
2004年8月20日 R−225を追加。
2005年5月27日 AT-110 T-50を追加、T-40の写真を更新。
2006年7月2日よりカウント
radiokobo-all