真空管式ポータブル・ラジオ





上記の写真は無線と実験 昭和30年9月号です。
この特集の最後にリーゼンシーのトランジスターラジオの回路図もあります。
解説されている機種は
イースターER−65、シルバーPC-200、バンビイ 2球再生式ポケットラジオ、クラウンPR-200、
オータRK-S2、リンカーンKR-45、サトー3球ポケット ラジオ、ユニオンPR−113KB,
スタンダードSR−100、フジFR-54、ナガシマPK−500、フジFRH−55、
パームPM−130、ミリオンP-46、パートナーSP−100、リゼンシーの4石TRラジオ。 
同じ9月号に日本最初のトランジスターラジオTR−55発売の記事もあります。
この頃までは真空管ポータブル全盛期です。
真空管ポータブルは順次トランジスターラジオに交代し、このあと2〜3年で生産されなくなります。
日本の真空管ポータブルは戦前からありましたが、mT管のものは昭和25年くらいからと思われます。
この頃日本でもRCAと同じ規格のmT電池管が作れるようになりました。
それまではB0シリーズの如き電池管はありましたが、
残念ながらフィラメント材料の関係で70mAとか60mAとかの物しか作れなかったようです。
なおB0シリーズは作られた時期によりフィラメント電流に違い(70〜50mA)がある可能性があります。
若し持っていれば珍品といえるでしょう。

電池管ポータブルは輸出の花形として、アメリカなどに輸出されたわけですが、その生産時期は10年に満たなかったわけです。
現在日本でこのポータブルラジオを入手しようとすると、非常に高価です。
これは国内で使われた台数が少ないためでもあります。

 

日立 HP−301 4球スーパー

SF管を使った4球ポータブル。
1R5SF 1T4SF 1U5SF 3S4SF

電池
A 単2
B BL−045(67.5V)

SF(25mA)シリーズのポータブルラジオは比較的後期の製品です。
SFシリーズの真空管は入手が難しいので、修理は慎重に。
ポータブルラジオは電池が高かったので、
真空管がエミ減になるほど使われていることはまれです。
でもヒーターを修理中断線させる確率は非常に高いです。






スタンダードSR−330






RCA ポータブル




RCAポータブル B411修理体験記




内部構造です。



色違い 微妙に模様が違います。


B電池代用品の製作 こんなものを作っておくと便利です。
作り方はRCA B411修理体験記をお読みください。


B電池アダプターの内部構造。

トランジスターラジオ用のACアダプターのケースを利用して製作しました。


中島 P−128−A

中島の真空管式ポータブルラジオ

回路図を探していたら、友人の宮川さんが詳細資料を持っていました。
感謝!。
色刷りの回路図です、詳細はここ

四角の電池は67.5Vです。

スタンダードSR100






ナショナル UW−135







ハリクラフター S−72


これはアメリカではポータブルだが、自動車で運ぶ前提だろう。
4バンド電池管式受信機。
バンドスプレッドもついている、本格的なもの。
大きさも並では無い。



アメリカ製 Tom Thumb 4球ポータブル

http://radiokobo.sakura.ne.jp/G/repair/tom-thumb-portable.html


 



2003年3月14日 移転とスタンダードSR100 ナショナルUWー135 ハリクラフターS−72追加。
2003年4月16日
2010年11月10日:22,334 RCA B411の写真を追加。
2012年8月16日 Tom Thumb ポータブルを追加。




2006年7月2日よりカウント

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