三和 テストオシレーター SO−11S修復記

ラジオの調整をする時 必要なものです。
新品も購入できますが、ジャンクを修理して使う方法もあります。
ラジオ修理の必需品だけに、出回っている数も多く、なんとなく捨てがたい雰囲気なので、意外に入手できる機会が多いでしょう。
部品を集めて作るのは大変ですが、修理して使えば便利です。


埃だらけのジャンク品。
清掃から始めました。



内部の写真。
6C6 76 12Fの3球ですが、真空管は抜き取られています。
ペーパーコンデンサーは湿気の為か、ぼろぼろになっています。
ケミコンも含め、全数交換予定です。

電源トランスと発振用のトランスは確認したところ断線はしていません。

三和のテストオシレーターは測定器としては貧弱ですが、
他社の同じレベルのものに比べ真面目に作られています。
アッテネーターやコイル類はシールドケースに入れたあります。
修理は嫌らしいですが、使う時は高性能です(値段に比べ)。