瑠璃子さん〜(ToT)

またまたunziさんから頂きました〜〜。(というかお願いお願い攻撃をして頂きました)
僕が掲示板にちょろっと書いた「朝の妄想」をunziさんがその光速電脳絵描きの異名の通りの
速さでCGとして描いてくれて、うちの掲示板に貼り付けてくれたものです。
そのCG描きの速さもさることながら、直径45cmのパラボナで終日電波受信という「電波キャプターunzi」
の名の通りの情報収集の速さでありました。その時の驚きと嬉しさといったら…(ToT)
雫としてはありきたりの一場面ながら、自分の書いたものにunziさんがCGをつけてくれるなんて…。
自分は夢を見ているのかな?とか本当に思ってしまいました。
この当時凹み気味だった僕の心を瑠璃子さんのごとく癒してくださった、まさにそんな贈り物でした。
研修旅行?等でお忙しく、また風邪やらと大変だったはずなのに…。
unziさん、本当にありがとうございました〜〜。
ちなみにその時の妄想↓
「瑠璃子さんは、ずっと誰かに助けを求めていたんだね…」
僕のその言葉に瑠璃子さんはきょとん?とした表情で振り返った。
夕日を背に僕を見つめる瑠璃子さんに僕はしばしの間目を奪われる。
美しく儚げな少女…瞬きをした瞬間に消えてしまうのではないかと
いう錯覚さえ思わせる。
ふっとかすかに笑って瑠璃子さんは近づいて、すっと僕の髪を撫でてくれる。
「それなら…長瀬ちゃんも『助けて、助けて』って心の中で
必死に叫んでいたのを私は感じたよ」
「『僕の居場所はどこ?僕の安らぎの場を教えて…』って」
表情を変えずに静かに言葉を紡ぐ。
そして僕の頭を自分の胸にそれが自然であるかのように抱いてくれた。
同年代の女の子にそうされることは普段はとても恥ずかしいことである
だろうが、何かその時はそうされることが少しも嫌じゃなかった。
瑠璃子さんのほのかな胸の膨らみが顔に触れる。
「暖かい…」
僕は心の底からそう思った。
秋の学校屋上は夕方ごろにはもうかなり冷えこんでいていた。
しかし触れ合う瑠璃子さんの体からは暖かさ、
それは生きている物の持つ心の温かさが僕の心に流れ込んできていた。
目を閉じ、瑠璃子さんだけにすべてを集中する。
瑠璃子さんの胸の膨らみ、暖かさ、心臓の音……
すべてが心地よかった。
まるで、赤子に戻ったようなそんな安らぎを感じる。
そうか…、
その時僕は気づいたのだ。これが僕の求めていた物だということを。
閉じられた僕の眼から、ただ一筋の『雫』がこぼれ落ちた。
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