番外編
Tatsuya のうめき
イギリスに尽き早2週間、ついにスコットランドにまで勢力を伸ばしつつあるU-Stageであるが「今一番何がしたいですか?」そんな問いかけをされたとしよう。日本食が食べたい。一人になれる時間が欲しい。ニュースステーションが見たい。女とやりたい。男とやりたい。一人でやりたい。色々な答えが考えられる中、私はあえてこう言いたい「ゆっくり湯船につかりたい!!」
いや別にいいんですよ,シャワーでもかまいませんよ。ただせめてグイーンとシャワーが伸びてくれれば、そう、好きな場所にあてることのできるあの気持ちよさ。ここにも当てたり、こっちにも、いやいやあそこにもあててみたい。そんな風に悩みたいじゃないですか。ところがこっちのシャワーときたら壁にがっちりくっついているだけで、面白くもなんともない、ちっとも悩ませてくれないんですよ。しかも今日なんてシャワールームから出てきたイギリス人の足が泥だらけ。おかしいじゃないですか。普通シャワーから出てきた人の足はピカピカのはずじゃないですか。いったい彼は何の為にシャワーを利用したんですか。ねえ、ねえねえ、動物愛護だとか嫌煙運動とか言っている前にまずきれいに体を洗おうじゃないですか。湯船を設置しゆっくりつかろうじゃないですか。そうすれば心も軽くなり、世界も平和になるのにな。
そんな所にまで考えがいってしまうほど、日本人にとって風呂・湯船とシャワー問題はでかいのだと考えさせられてしまう2週間であった。
TatsuyaのうめきNO2
屁が止まらぬのである。イギリスへ来てからというもの止まらぬのである。何がってだから屁が。
しかもそれに伴う強烈な悪臭、いったいどうしたと言うのであろうか。思案するにこれは食生活の変化により私の体に異変が生じたのであろう。即ち、イギリス人の常食とも言える芋、言うところのポテイトのせいであると。何しろこちらの人間のポテイトを食する量というのが尋常では無いのである。例えばマクドナルド、例えばデニーズ。日本において我々がポテイトを食する機会といえば、かのようなファーストフード、ファミリーレストランの付け合わせなんてのがオーディナリーなのだが、否、当国においては付け合わせとして皿に盛られていても、そこでの存在感と言ったら、もうメインイベンター、凄いのである。その圧倒的なボリュームに我々はもう食傷気味であり、すみません許してください、と言った気分なのである。そしてそこに付随する屁、悪臭、ギブアップです。
どうも哲です!No1
始めての海外、英国へ来てはや1ヶ月。色々な所へ行き、色々な人に出会い、色々な思い出、あっと言う間でした。
まず文化!なんて大袈裟なものではないが、人・建物・景色、何から何まで洒落ていやがる、嘘の様である、映画の中の世界である。初海外の私にはまさにカルチャーショック!「お前ら皆、嘘ついてるやろ!英国風、異文化を気取っとるだけやろ!家に帰れば畳みの部屋でステテコ着て横になってマタグラポリポリ掻きながらせんべい食って巨人戦見てやがるくせに!!」と思うのだが、どうやらそうでは無いらしい。本当に土足で絨毯を敷いた家に上がり、パンを食い、シャワーを浴びて、ベッドで寝るらしい。それが日常であるらしい。 いや本当に、家・歩道・信号・店・車・トイレからチャーチ(教会)・キャッスル(城)までとにかく洒落てるのである。道路工事のおっさんからマーケットのオバハンまで皆かっこいいのである。やれお台場がいいの、青山が洒落ているのと…、屁のツッパリにもならん!!
世界は広い!井の中の蛙ではあかんのである!
人は旅に出るべきだと心からそう思う日々でございます。
ちょっとお邪魔虫、Handa Hiroko
全員外見も中身も大きくなっている。日本にいるときより絶対いいもの食べて飲んでる!
どこに行っても皆あたたかい。幸せそうに聞いて観てくれる。やっている方も、見る方も、皆Happy
な顔してる。その結果が、今の恵まれた毎日、なのだろう。12日間しかいなくて、その幸せを分けてもらっていると、やっぱり感謝しなきゃいけないのだろうか?ひとりで外国に来ることが不安だったのが、うそのような素晴らしい毎日、である。
私が加わったせいでより狭くなった車の中で、痛い足をマッサージしながら、眉間にしわ寄せて横たわる嶋崎を見ながら、日本に帰ったら頑張らなきゃ!!と固く心に誓うのでした。
柿崎 勝行 でございます。
いちいち感動的な旅でございます。
やることなすこと普通ではありません。墓地裏でチンドンなど、どこのチンドン屋がやりましょうか?部屋の3分の1を占拠して、カフェの中で太鼓…!感動しました。いやー、まいった。
カーディフの夜は本当にまいった。夜中の1時までフォークダンスを踊り、その後パブで大演奏の大合唱。この人たちは正気なのだろうか?と本気で思ったものでございます。僕らのために作ってくれた踊り…、日の丸の鉢巻をした男達が剣を持って登場、ポチリとも笑わず、無表情で剣を交えて踊り狂う…、時々「ミツビシ!」「バンザイ!」と何の脈略も無い奇声を発し、とにかく踊る。場内大爆笑、クスさんは涙を流し、タツヤさんは大笑い、僕は呆然・・・、カメラは何故かそんな僕らばかりを撮っている。本当にまいった。朝4時まで…、感動的な夜でした。
こうして書いている今も、そのことを思うと、感動で眠れなくなってしまうのでございます。