大道芸

 演劇の原点は大道に有り。何も舞台の上で行なわれる劇だけが劇じゃない。
 いや、屋根の下=ドームでやる野球が、ルールも内容も同じ野球でありながら、どこか野球で無くなってしまったように、ディズニーランドの冒険が決して冒険ではないように、”劇場”と言う建物に囲い込まれた”演劇”は、むしろ”劇”が本来持っていた何かを失ってしまっているのかも知れない。
 そんな疑問から始まった”大道芸”への試み。
今ではすっかりはまってしまい、プロと呼べないことも無い”芸”もちらほら・・・。U.Stage を大道芸人の事務所と勘違いなされる方々さえいるほど、いや別に僕らはそれでもかまわないのですが。ただ、通常の大道芸人と違うのは、個人が身を立てるために個人の芸を磨くのでは無く、あくまでも集団を志向し、集団の展開を前提として考えていること・・・。これがボクにとっての”劇団” そんなことを真面目に考えている劇団なんて少ないだろうけど・・・。もしかしたらサーカスの発想に近いのかもしれない。
 どちらにしてもお客さんを喜ばせること、驚かせること、=感動、共感をどのように作り出せるか?その前提条件を真剣に考えていることは間違いない。 きっと感動には不安や疑問だって重要な要素だ。だって影の無いところには、光だって存在しないのだから。
 オテント様の下、自然と共振しながら、人間と人間の交流を作り出していく。こんな楽しいことは無い。人間と言う字は人と人の間と書き、人は I と I が支え合っているんだから・・・。

beseto 左 芝増上寺BeSeTo 演劇祭にて

okuyama 左 浅草奥山祭り

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 左 浅草ほうづき市「木馬亭」にて浅草雑技団と。
shiba.yoru1.左・下 増上寺夜

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ハーメルンの笛吹き男
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大勢のお客に囲まれて。
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