静岡市長杯,清水チャンピオンズカップ報告
記載者 瀬戸
期日:12月22日〜25日
会場:Jステップ[ナショナルトレーニングセンター]
大会について
2003年の全国の各大会のチャンピオンが集い、真のチャンピオンを決めるための素晴らしい大会です。全国から24チームが参加しました。会場もすべて芝のグラウンドで決勝は日本平スタジアムで行なわれました。今大会は天候に恵まれ素晴らしい環境のもとで試合が出来ました。
試合結果:予選リーグ 宮城1−0愛知FC 宮城1−1総社SC(岡山)
トーナメント1回戦 宮城2−0
準 決 勝 宮城5−0名古屋グランパス
決 勝 宮城0−3清水FC
『総評』
今までの練習会や大会では,自分達の考えを出し合い自分達で考えながらサッカーをするように取り組んできました。また、いかに自分達が満足感を持つことが出来たか,次のステップに向けて何を努力するかを見つけることができたかを評価してきました。今回は,今までのサッカーを続けながら,チームとして優勝を目標に試合に臨ませることにしました。
リーグ戦の初戦は愛知FC(全日本少年サッカー大会3位)でした。事前の練習会もあまり行なえず,到着が遅れ前日のミーティングも十分にとることもできませんでした。初戦に不安がありましたがロスタイムで試合が動き、1−0で勝利を収めることができました。次の試合の総社SC(岡山)との対戦は,愛知戦から休憩が一試合分しか無く、体力的に難しい面がありました。(大人のコートサイズでのゲーム、しかもかなりシビアな闘い)立ち上がりに失点をしてしまい追いかける展開になり、メンバーを交代しながら対応しました。チームとしてのバランスがなかなか上手くいかずに,後半にやっと追いつくのが精一杯でした。しかしこの頑張りが予選突破につながりました。
その夜のミーティングで今大会でのチームとしての目標,大会への取り組みを話しました。
決勝についても,選手の意欲は高くゲームの中身は別として得点チャンスも作ることができました。ただし,清水FCは,技術,戦術,身体能力,試合経験の面で宮城をはるかに上回っていました。しかし、選手は十分に戦ったし,自分達なりに手ごたえや次のステップに向けての意欲をもてたようです。何よりも大会を通して勝負に対する考え方を,特にメンタル的なものについての考え方を経験することができたことは成果だったと思います。
今大会は,チームスタッフ同士が協力をしながら取組みました。相手チームについてのスカウティングにより,相手にどう対処するか,チームとしての戦い方などをミーティングで確認しながら試合に臨み、このことが的中し試合を優位に進めた部分も多々ありました。さらに選手管理やスケジュール調整などもそれぞれの担当で行いチーム運営がスムーズに行なわれました。多くの方々の協力により今回の成績を収められたことに感謝します。そして,この経験が選手の自信となり,新たな目標に向かっていくことを期待しています。
選手の参加にご配慮頂きました所属チームそして保護者の皆様に感謝いたします。