第13回 関東選抜少年サッカー大会報告 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
報告者(監督) 小古井栄一 |
|
第10回記念大会から招待をいただき参加し、宮城県TCチームとしては今回で4回目の大会参加でした。 |
|
個人的には第10回、11回、そして13回とチームスタッフとして参加でき毎回、勉強させられる環境に感謝致します。 |
|
同行いたしました菅井コーチも第10回、11回、13回と同様に参加しておりましたので、心強く思いました。 |
|
関東8都県から各2チーム、関東周辺地域から推薦された4チームを加えた20チームを4組(各5チーム)に分けて |
|
予選リーグを行い、予選の結果の1位による決勝トーナメントを行う大会です。 |
|
この大会要項の中で、40分(20分ハーフ)の試合時間で前半の11名と後半の11名は全て入れ替えるという競技 |
|
規則があり、前・後半の中でチームを立て直すということが出来ない為、お互いにチームとしてまったく違うゲーム |
|
展開になるので、選手のメンタル面(モチベーションを高める為にゲーム前のもってき方)や前・後半のメンバー構成 |
|
どちらのチームを先発させるかなど難しい面が多々ありました。 |
|
結果として今回、第3位というすばらしい成績が残せました。基本的には先発(前半)するチームと後発(後半)の |
|
チーム構成は予選リーグ、決勝トーナメントともに選手の入れ替えを行わず、前・後半の順序も代えずに戦いました。 |
|
|
<チーム構成> |
|
|
「前半」 |
|
「後半」 |
|
|
|
|
高橋(裕) |
|
吉岡 |
|
|
|
|
|
齋藤 |
|
|
加賀 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
萬代 |
|
|
|
|
|
鈴木(諒) |
|
|
|
|
|
櫻井 |
|
加藤 |
|
|
|
及川 |
|
木村 |
|
|
|
|
|
日下 |
|
|
|
|
|
福田 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
伊藤 |
|
|
|
|
|
沼倉 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大森 |
|
氏家 |
|
|
|
田中 |
|
鈴木(裕) |
|
|
|
|
大城 |
|
|
|
|
|
佐藤 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
相澤 |
|
|
|
|
|
|
|
高橋(佑) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
* 大会結果 |
|
|
・ 予選リーグ(2組・・栃木選抜A、甲府TC、神奈川TC、千葉TCB、宮城県TC) |
|
|
宮城県TC |
1( |
1 |
− |
1 |
)1 |
甲府TC |
|
|
0 |
− |
0 |
|
|
宮城県TC |
2( |
2 |
− |
0 |
)0 |
神奈川TC |
|
|
0 |
− |
0 |
|
|
宮城県TC |
1( |
1 |
− |
0 |
)0 |
栃木選抜A |
|
|
0 |
− |
0 |
|
|
宮城県TC |
1( |
0 |
− |
1 |
)1 |
千葉TCB |
|
|
1 |
− |
0 |
|
|
勝ち点 8 リーグ1位(千葉TCBと同勝ち点、得失点も並び総得点で上回る) |
|
|
|
・ 決勝トーナメント(準決勝) |
|
|
宮城県TC |
1( |
1 |
− |
1 |
)2 |
FC2東京 |
|
|
0 |
− |
1 |
|
|
|
・ 優秀選手 : 萬代 達也 |
|
|
|
・ 故障者 : 加藤が初日で腰痛(疲れ)の為、リタイヤ。 |
|
|
櫻井が予選を終了し、膝痛(オスグッド)でリタイヤ。 |
|
|
予選リーグ4試合で得点5、失点2の成績で負け無しでいけたのはすばらしい。東北大会で得点出来ない状況 |
|
からすると、かなり進歩したと言える。甲府TCでの得点は左サイドで受けた櫻井から右へのサイドチェンジ、 |
|
加藤→吉岡とつなぎ右からのクロスに高橋(裕)が合わせ得点。 |
|
FKで得点を許すが、崩されての得点でないのでしょうがないかと思う。(集中力が課題) |
|
過去、神奈川には惜しいゲームもあったが、勝てなかった現状を見事に撃破する。前半3分、吉岡からパスを受けた |
|
福田がすばらしいファーストタッチコントロールで相手DFを抜き去り得点。11分にはペナルティーエリア左から |
|
ゴール前を右へ振り、吉岡が折り返したボールをゴール前に詰めた櫻井がヘディングで得点する。 |
|
2日目の第一試合の栃木選抜A、前日千葉TCBには負けているものの、甲府TC・神奈川TCと破っている強豪。 |
|
初日と同様、今度は左サイドの萬代からのサイドチェンジのボールをオーバーラップしたDFの氏家がドリブル突破し |
|
福田へパス、落ち着いて決める。(前半13分) |
|
続く予選4試合目は、千葉TCBと勝ち点で並び、事実上1位の座をかけて予選決勝。 |
|
宮城県TCとしては引き分け以上で、決勝トーナメント進出の条件(総得点で上回っている)である。 |
|
中学生のような身体能力を持つ、相手ツートップに対して小柄なDF 大森、伊藤、大城が良く粘り強い守備をしたが |
|
前半11分、スルーパスを受けたFWが右サイドをドリブル突破され得点を許す。 |
|
その後、一進一退を繰り返しカウンター攻撃から後半、右サイドで粘った福田からクロスが上がり、ペナルティーの |
|
エリア左でワントラップコントロールした鈴木(諒)がハーフボレーシュート、見事に右隅にゴールイン。 |
|
同点に追いつき、結果として予選1位通過した。(予想を遥かに上回る大健闘である) |
|
午後からの決勝トーナメント(準決勝)1回戦、故障者2人を抱え、総力戦といったところ。前半10分、右サイドで |
|
ボールを受けた吉岡がドリブル突破から得点し先行するが、同じく前半、16分に追いつかれ、後半に入り守備の |
|
乱れを突かれ、加点されゲーム終了。対戦相手のFC2東京は東京16ブロックの第2ブロック(江戸川区、葛飾区、 |
|
江東区)の選抜チームとのこと。続く決勝では千葉TCAを1-0で破り優勝したチームなので、敗れはしたが大健闘と |
|
選手を褒めてあげたい。 |
|
好結果をもたらした条件として、大会の一週間前に土日の2日間、ベガルタJrユース、FCみやぎJrユースの中学生 |
|
と練習ゲームをしていただき、ハイプレッシャーでの攻撃・守備と経験を積んで望めたのが良かったと考えます。 |
|
今大会に臨むチームではなかったものの、それぞれ自分の肌で感じ取っていたものと思います。 |
|
|
予選から決勝トーメントの5試合を振り返ってみて、トレーニングテーマとして活動してきていることが割合に浸透して |
|
来たように感じる。 |
|
|
1. コミュ二ケーション(声・アイコンタクト・ボディランゲージ) |
|
|
2. ファーストタッチ(判断を伴ったプレー) |
|
|
3. 1Vs1の改善(守備・攻撃) |
|
|
4. グッドポジショニング |
|
|
5. オフ・ザ・ピッチのレベル |
|
かなり改善されたと思う。特に3〜4番目のに関してはアプローチから積極的にボールを奪いにいくこと。 |
|
ボールがないときのポジショニング(守備のカバーリング・攻撃のサポート等)も意識(考えたプレー)されてきた。 |
|
ダイレクト(ワンタッチプレー)でのパス交換、サイドチェンジ、ファーストタッチ(ラン・ウイズ・ザ・ボール)も出た。 |
|
良くはなっているが、関東地域の選手と比較するとまだまだ足りないと感じる。 |
|
それぞれのプレー(パス)の質、例えばキックの種類(強さ・方向性・タイミング等)の意識はあるようだが、生かすため |
|
のキックの種類を感じていないと思われる。 |
|
技術的には関東の選手と比較して見劣りするとは思わないが、その技術をどの場面で使うか。せっかく良いものを |
|
もっていながら、判断が遅いため生かしきれていない。 |
|
ゴールが目的なのだが、シュートが出来る場面でもやらない(出来ない)ということが多い。反対に守備の面で |
|
ここではスライディングという場面(ゴールさせない)でも、その様なプレーが出ないといったことである。 |
|
その他、まだまだ課題は多いが一つ一つクリアーできるよう、今後もトレーニングをして行きたいと思います。 |
|
最後に2日間、小雨の降る寒い中、頑張り通した選手と応援に駆けつけていただいた保護者の皆様に感謝を |
|
申し上げてご報告と致します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|