2002全国技術委員長会議報告

4月20日(土)〜21(日)東京の日本サッカー協会で標記会議が
開催されました。その内容の一部を報告いたします。
詳細については,各県技術委員長にお尋ね下さい。

1.指導者ライセンス義務化について

4種登録チーム監督又はコーチ:公認少年少女指導者以上を義務とする

4種に関しては「公認少年少女サッカー指導員養成講習会」を開始した,1997年
より,義務化の方向性を検討しており十分認識されていることから,2002年4月
に通達し,2003年度より導入,2005年より完全実施することとする。

現在4種登録チームは全国で8118チームあり,うち有資格者が監督をしている
チームは,3601チームで,全体の44%に当たる。
(但し,JFA登録票での数字なので実際にはもっと多いことが予想される)
平成12年度の少年少女サッカー指導員の養成(認定)実績は全国で3264名
なので,単純計算すれば2年あれば4種全登録チーム数を十分に追い越す。
但し,都道府県によってばらつきがみられる。
 今後の検討課題として,義務化の範囲と指導者ライセンス管理等がある。

東北6県の現状(2002.3/18現在)

  チーム 有資格者  S級  A級  B級  C級 地域C  準 指 少年少女
青 森  107    32           10   13    9
岩 手   71    48            5    20   23
宮 城  139    63          6   16    4   37
秋 田   62    34          1    6    7   20
山 形  129    67          5   17   23   22
福 島  176    85    1        4   15   28   37
2.Youth Development Plan(-Players First-) 抜粋 a.大会のガイドライン設定  ・ピッチサイズ,ゴールサイズ,試合時間,人数,リザーブ,GK,試合日程   U−12の8vs8の導入,GKのローテーション等 b リーグ戦の導入   ・リーグ戦を中心としたカレンダーの作成 c トレセンシステムの充実   ・カテゴリーを1月1日基準とする   ・ナショナルトレセンは,U−17,U−14。   ・U−12は地域トレセンのみ   ・トレセンコーチ専任化 d 年間スケジュールの整理   ・過密スケジュールの緩和と過疎スケジュールの充実 e  国体の活性化とU−16への移行 f 育成システムの構築   ・指導者評価システムの確立(感謝状,キャップ)   ・育成システム(育成費)の確立 g 種別・組織の枠を越えた活動の推進