2002 ASPA杯 東北選抜大会終了 9/21(土)〜23(月)岩手県安比高原ASPAサッカー場において 東北選抜大会が開催され、清水市長杯チャンピオンズカップの出場権をかけた 6年生の戦いは山形県の初優勝で終了しました。また5年生は初めての8人制 ゲーム(10分ー10分)ハーフタイムなしの全員交代で開催しました。大会 を振り返ってみたいと思います。 6年生のゲームについて・・・・・ 22日の予選リーグ6試合で総得点が5点。23日の決勝トーナメント等6 試合で総得点5点と1点を争う好ゲームと言いたいところですが・・・・ 実力が伯仲して守備のレベルが上がったのか?攻撃にアイディアやタレントが いないのか?それとも全体的にレベルが低いのか? 今大会は90m×60mのピッチに少年用ゴールで行われています。得点が 入らないので大人用のゴールにしてほしいと一部で囁かれていますが、それで いいでしょうか? 東北のレベルを上げるためにも、今まで以上に指導者のレベルアップのため の方策を立て、選手の指導に当たらなければ全国レベルからどんどんおいてい かれます。各県において今大会を検証・分析し今後のトレセン活動に活かして ほしいと思います。今から来年の大会が楽しみです。監督会議の冒頭、「いい 意味でしのぎを削ってほしい」と要求しました。東北のレベルアップのために 頑張りましょう。 見直そうトレセンテーマを・・・・ パスが3本とつながらない、落ち着きの無いゲームばかりでした。ハイプレ ッシャーの中?で顔が上がらず、ほとんどの選手が有効な視野の確保ができてい ませんでした。ファーストタッチ前の良い準備(昨年の東北トレセンテーマ) ができていないため、ファーストタッチもすべて足元。そして顔が上がってい ない選手とのパス交換はコミュニケーション(アイコンタクト、タイミング) 不足のためミスの繰り返し・・・・手での合図や声も皆無。それでは大切な ボールをすぐに失ってしまいます。チーム戦術の前に個々の選手のレベルアッ プのために昨年の東北トレセンテーマを再確認してほしいと思います。 5年生8人制ゲームについて・・・・ 今回初めての試みとして実施しました。参加14チームが3日間でそれぞれ 10試合を消化するハードスケジュールでしたが選手は昨年以上に楽しんだよ うでした。 一部の子供たちに感想を聞いてみました。「ボールにいっぱい触れるから楽 しい」「いつもより一生懸命動かなければいけない」「11人制より疲れる」 などの感想が聞かれました。 5年生は優勝チームを決めない交流試合のため全員の選手を出場させ、個人 のレベルアップを最大の目的としています。しかしテーマを持ってゲームに臨 んでいるチームが少なかったようです。トレセン活動の中でテーマを設け、そ のテーマをひとつずづ正確に取り組むことによって選手はレベルアップします。 来年に向けて頑張りましょう。