1998年夏 スクーターツーリング北海道
 今年もやはり夏は北海道。4回目となる。だだし今までは借り物のVFR−750は、持ち主に返し、スクーターでのツーリングである。はじめ持ち主から買ってほしいとの申し出があり、3年間も乗ってしまった事から私も真剣に考えたのだが、何せ維持費が掛かるため泣く泣くあきらめることとしたのだ。何せ大型のバイクのため車検毎にタイヤの交換や車検代も自動車並に掛かり、その割にはちょい乗りが出来ず持て余し気味なのは事実であった。その点、前まで乗っていたスクーターが懐かしく感じられ、750に乗ってすぐからまたスクーターに乗りたいと思い続けていたのだ。1993年にスクーターで能登半島を廻ったことが思い出される。ただし最近のスクーターは速度リミッターが付いており、原付2種で登録したとしても改造に金と時間が掛かりそうだし免許に不自由していないので90ccのジョグ90にした。50ccオーバーなら何でもよかったのだがこのバイクが1番安かった。ボディーは原付のままでエンジンだけ90cc(実は82cc)にしたもので、ツーリング中もよく間違えられた。スピードは75km/hまでは難なく出る。直線が続けば80km/hオーバーも可能である。おまけにギアチェンジがないのでらくちんこの上ない。機械を操縦している感覚がないのはつまらないのだが、私の場合バイクが好きな以前に旅が好きなのだ。不自由な旅ほどおもしろい。難点といえば、ガソリンのタンクが3.6lしか入らず、航続距離が100kmも無いことであった。これであの広い北海道を旅するのが不安なため、1lのオイル缶にガソリンを詰めて走っていた。あとオイルをかなり食うため(1000km/l)、500ccの缶を積んでいた。燃費的には25km/lいくかいかないかで大型バイクよりオイルを食う分割高である。
 荷物の積載は前かごにツーリングバックと後ろキャリアにホームセンターで買ってきたRVボックスを木板で補強し取り付けた。このRVボックスは補強取り付けに苦労はしたものの大成功だった。このツーリング中もびくともせず、ちょっとした買い出しや温泉に行く際も非常に便利だった。この他、メットインのスペースもあったのだが、やはりヘルメットを入れるため(別にヘルメット掛けもあるのだが)空けておいた。おかげでキャンプ場に付く前の買い出しや最後に土産物を入れることが出来た。その他ディパックをハンドルにぶら下げたため、積載能力としてはVFRよりもずっと上回っている。
 
8月7日(金)雨 本日の走行距離260km
 雨です。昨夜からずっと降り続いています。私の仕事であるダムの放流も免れません。しかしフェリーの予約も明日朝しかないため、これを逃せば今年の夏は終わりになります。支所長にも許しを得て(この時は良いから行けと言ったくせに、後々になってグダグタ言ってきた。女々しいやつだった。)、10:00に雨の中を出発する。出発が遅れたのは決して雨のせいではない。実は郡山においてきた自動車のコンソールボックスの中に免許証を忘れてきたのだ。宅急便のタイムサービスを使い朝までに届けてもらった。たったの930円、便利な世の中になったものだ       
 雨の中の走行というものはお世辞にも快適とはいえないものの、新調したジャンパーがよく水をはじいてくれて気持ちがよい。おかげで合羽を積まずにすむというのも荷物の縮小に役立った。
 盛岡を過ぎたあたりでR4が右に曲がっているのに気付かず、安代方面に3kmほど走ってしまう。どうしても小さいバイクのため左端を走ってしまうため曲がり損ねたのだ。雨は何となく上がり、一回目の給油を行う。やはりスタンドの人にこれで北海道を回るのかと驚かれてしまう。しかしスタンドもたった3lばかりの給油でポケットティッシュをくれるので、なんだか申し訳ない。
 走り出すとまた雨がぱらつき、合羽ズボンをはいてしまうと昼食の時に面倒なので、時間もちょうど良いしあんまりぱっとした店でなかったがラーメン屋にはいる。しかし今日はラーメンをやっていないとのことで、近くの店を教えてもらう。全くやる気があるんだか・・、もう少し我慢して雨の中を走る。着いたドライブインがこれかまたぼろ、普段なら絶対はいらないが雨なので仕方なく入りラーメンを頼む。思ったとおりうまくもまずくもないラーメンが出てきた。食べてからいくらかと聞いたら350円とのことで値段には見合っている。
 さて雨の中また走り出す。寒いのでトレーナーを着込んで走るが、そのトレーナーがぐっしょりになってしまう。何でだー、超撥水使用のはずではなかったのかー。どうやら超撥水というのは決して超防水ではないらしい。下にトレーナーのような水を吸いやすいものがあるときは簡単に水を通しているようだ。ズボンの方もシーム剤をたっぷりつけたのだが、どこからか漏れる。もう全身濡れネズミで寒いのなんのって。このままでは死活問題だ。どっかホームセンターでビニール合羽でも買わなければ。ちくしょー合羽なんてもらったやつが幾らでもあるのに、もったいない。でもしょうがない。
 そんなこんなでしばらく走るとまたもや燃料計が心細くなってきた。しかしこのR4という道はバイパスが発達しておりスタンドが無いところはずっと無い。一抹の不安を覚え遠回りでもと市内の方へ向かう。かなり緊迫した状況だったが、小さな町だったためなかなかスタンドが見つからず、ましてやこの雨の中では予備タンクからの詰め替えをしたのでは、タンクに雨が入ってしまう。とうとう信号待ちの最中にエンジンが止まってしまった。ガックリきたが、すぐはす向かいに日石があった。ああー心臓に悪いー。
 しかしこの雨では暖かいところに泊まりたい。まあこの様な雨のことを考えて青森から出港することにしていたため、迷わず青森健康ランドへ向かう。心配なのは、今日まで青森はねぶた祭りなので特別料金になっている可能性があるのだが、どうしてもテントはいやだったので高くても仕方がない。玄関前にバイクを止めフロントで受け付けると、通常料金で一安心。すぐ風呂に入り一息つく。ランドリーがあったと思ったのだがあれは札幌の健康ランドだったようだ。まあ明日は降らないとのことなので、着干ししよう。晩飯はいつものようにドサ回り芸人をみながら焼き肉にビール。青森は今日は花火大会。
 
8月8日(土)薄曇り 本日の走行距離100km
 夜中、時間が気になり何度も目が覚める。結局5:00にアラームで起き出し着替えて出発。濡れた服をまた着るのは不快この上ないが、今日で乾くはず。途中コンビニで朝食を買いフェリー待合室でたべる。フェリー埠頭は相変わらずの混雑で、予約なし出来たライダーたちがあふれていた。私も数年前はこうだったたわけだが、特にこの1週間はあきらめた方がよい。運賃はバイク込みで2,540円だった。安い。バイクは一番先に乗り込んだためすぐ場所をとることが出来る。濡れたままの服着て地図などをみているがやはり寒い。船は20分遅れで出発。動き出すと、勇気を出してデッキに行く。とても寒いがこのくらいの風を当てないと服が乾かないのだ。案の定1時間ほどですっかり乾いた。デッキは天気が良かったこともあり、結構人が出ていて、カモメたちにエビせんをやっていた。中にくわえた煙草をカモメに投げて食わせた馬鹿がいたが、ああいうのについている女も女で本当に腹が立つ。服も乾いたことだしまた船室に戻って少し寝た。寝不足だったのだ。
 函館へはやはり20分遅れで到着。すぐにホームセンターに駆け込み、
上下900円のビニール合羽を買う。これならば完全防水だが通気性は
ゼロ。ただ今までの経験では、北海道の場合、雨が降ったときは必ず
寒いのでバイクの時は汗の心配はいらない。後ついでにタンクの水抜
き剤も買った。
 今年は、今まで走ったことのない日本海側を回りたかったためR228
を走る。すぐにラーメン屋を見つけ、函館は「塩」とのことで塩ラーメン6
00円を頼む。うまい。
 今日は松前あたりで泊まる予定なので、海沿いを快適に走る。天気
もまずまず、道の駅でスタンプラリーに参加するためスタンプ帳を貰っ
たり、青函トンネルの記念館(150円)などを見学しながらのんびり走
る。知内のホクレンでガソリンを2l入れただけで、例の地図(道南編・
道北編)をゲット。後々聞くと、この地図特に道南編はキャンペーンが
終わっており入手困難とのこと。あと正式には4,000円以上金を使っ
た人がもらえる地図らしかった。今までは100円くらいのチャリティー
募金で貰っていたため、深くは考えなかった。やはりこの地図にはそ
れくらいの価値がある。
 福島町でこのホクレン地図にテントマークと温泉マークがあったので、そこに泊まろうと、キャンプ場
を探すが地図の場所には変なお地蔵さんが並んでおり、とても気持ち悪くて泊まれない。トイレも水
場もなく、おかしいなと思い先ほど貰った今年の地図を開くと消えていた。しょうがないので温泉だけ
入り先に進む。400円で露天風呂とサウナもありとてもよい。しかしねぐらが決まっていないことでの
んびりしきれずそそくさと走り出す。時計は16:00を回っておりすこしあせってきた。それでもしばらく
走り松前市内抜けた海岸にテントがたくさんあったのでそこに泊まることにする。早速テントを張って
買い出しへ、松前のスーパーでしゃぶしゃぶ用の牛肉(北海道産)がなんと274円、ビールも安かっ
たので2本買って一人盛大にやる。
 
8月9日(日)晴れ 本日の走行距離270km
 昨夜は9時頃にはねてしまい気が付くと5時だった。しゃぶし
ゃぶのニンニクをいつも入れすぎるため腹の調子が悪い。トイ
レに行きすっきりする。あと昨日からオイルの警告灯がついて
いたのでカストロールの500ml缶を入れる。これが無くなる頃
にホームセンターで買わなくては。朝食はサンドイッチコーラ、
玉子豆腐と結構食べる。出発は6:20、天気が良かったのでT
シャツ1枚で走り出すが、すぐに寒くなりジャンパーを着込む。北
海道は道の駅が所々あり、腹の調子も今一だったので休み休
み走る。江差でホクレンスタンドを見つけて道北編の地図のこ
とを聞くが無いとのこと。無いと言われると欲しいものでこんな
ことが襟裳岬まで繰り返される。
 このまま日本海側を走りたかったのだが、島牧でトンネルが崩落して工事中とのことで、熊石から一端
R277へ長万部側を通って黒松内からまた日本海側に戻る。しかしこのバイク、登りがどうしようもなく遅
い。もっと低いギアに入ればいいものの高いギヤで頑張っているのだ。ギヤが選べないと言うのは歯が
ゆいものだ。
 R5の観光客がバスで入りそうなドライブインであげ芋を食べてしまい、胃がもたれて昼食が食べられな
くなった。ここの揚げ芋は形は揚げ芋でもいったんジャガイモを崩して丸めたもので、規格品にはなってい
るもののまずい。油も安いものを使っているらしく、北海道の揚げ芋の面汚しといってよい。おかげで途中
ウニ丼の幟もあったが諦めた。昼食が210円ですんだことは感謝すべき事かもしれない。
 そんなこともあり、道南をジグザクに走った私は、再び日本海に出て泊村にはいる。ここには有名な泊
原発があり原子力科学館というものがあった。当然無料だろうし興味もあったので入ってみた。するとす
ぐ施設の中を案内してくれるとのことですかさず申し込んだ。しかし希望者が私一人しかいなく若いお姉
さんの説明を私一人で聞いた。説明の特徴としては、原発の安全性とこの施設が出来たことにより道路
(温水プールも無料開放)や埋蔵文化財の発掘が進んだとのことに固着しており、原発に特に反対して
いない私の質問にも満足に答えられないようであった。こんな事では観光客はだませても、その観光
客に毛の生えたような反対派にはとうてい太刀打ちが出来ないと感じた。
 1時間ほど時間をつぶし再びバイクにまたがるとすくに神恵内村に着く。海水浴場にテントがたくさん張
ってあったがここはキャンプ場ではないとのことで、少し山の方へ走り青少年旅行村へ行く。しかしここの
キャンプ場はなんと1,100円とのことで、北海道のキャンプ場にしてはあるまじき値段といえる。こんな
事ならば先ほどの海水浴場の方がただでずっとよい。温泉も古そうで500円、露天風呂は確実にない
雰囲気であった。
 仕方なく海岸でテントを張り、温泉は10kmほど山に入ったリフレッシュプラザ998へ行く。ここは名前か
らして新しそうだったので間違いがない。さっきの施設と同じ500円を払い中にはいるとサウナ露天風呂
が勢揃い。またここのお湯がすごくいい。強食塩泉に石膏成分が混ざっている。湯船が鍾乳洞のよう
に固まっているのだ。もう感激である。洗い場が少ないのが玉に傷であるが、私の場合タイミングを計り
うまく滑り込めた。寝場所も決まっているので本当の意味でゆっくりと温泉に浸かった。帰りにコンビニ
的な魚屋でホタテ貝(160円/枚)を2枚買い今日はそれを肴に飲む。ここは海水浴場で無料の割には
トイレも水場もきれいでとても良かった。ファミリーキャンプが多いため、夜中まで花火が騒がしかったが、
割り切って花火を見物していた。
 
8月10日(月)曇りのち晴れ 本日の走行距離250km
 昨夜は9時過ぎまで家族連れの花火を酒を飲みながらみていた。
目が覚めたのは4:30,トイレに行ったり顔を洗ったりおにぎりを食
べたりとうだうだしていたら出発が7:00になってしまった。昨夜飲
み過ぎたためか、やたらのどが渇く。3kmも走らないうちから道の駅
でコーラを飲んで休んでしまった。その後もやれ写真を撮るだの何か
と休憩が多くなっている。3日目とあり疲れが出だしたのか・・・。神
威岬では岬の突端まで、30分ほとアップダウンを歩いたところ、す
っかり体も温まり体調も復調しまた走り出す。事故のあったフルヒラ
トンネルは、堀りなおしたのかすっかり復旧しており余市へ到着。職
場へ電話を入れ状況を聞く。まあ心配はなさそうだったので一安心。
その後、毛利 衛さんを記念した道の駅があったがちゃんと入場料
(1,200円)を払ってみると3時間は掛かりそうだったので、家族と
着たときに回すことにした。ちゃんとしたテーマパークになっているの
だった。とりあえずスタンプだけ押して出発。時間がちょうど昼時だし
日本海ともお別れとなるため、なんとしてもウニ丼を食べたい。余市
の町中をうろうろすると、下は魚屋で2階が食堂という店があった。
駅前であったが、こういう店は安いものだ。案の定ウニ丼が980円
+消費税で食えた。3年前に知床で2千円だしたウニ丼よりウニは
多かった。
 さてウニ丼も食ったことだし天気も回復してきた。R5を南下、何か
戻っているようだが函館方面に走ると、いよいよ羊蹄山が見え出す。
風は冷たいままでトレーナーとジャンパーは着たままだが、抜けるよ
うな青空とはこのことだ。倶知安からは羊蹄山を背にニセコ方面に向
かう。スキーに来たとき以来だ。冬と夏の景色はまるで違うもので全
く始めてきたところのようだ。しかし相変わらず登りは遅い。おまけに
またまた燃料が心細くなる。どうもこればっかりはストレスがたまる。
ろくろく景色も見ないで燃料計ばかりみながらニセコの駅前で給油。
時計は13:30で、このままではオロフレ越えの登別倶多楽湖泊は無
理と判断し、のんびり洞爺湖泊まりと決め込む。
 洞爺湖へ向かう途中の道の駅で直売所があったので、メロンを一つ
300円で買う。ハンドルに下げたディパックにかなり余裕があったため
そこに詰め込み走り出す。洞爺湖は相変わらずの観光街で少々うんざ
り。しかし不景気なのか日帰り入浴歓迎の幟旗が目立つ。平均的に80
0円。これは、3年前と変わっていないが、当時は2,500円取ろうとした
ホテルがあった。何となく時間もあったし前に泊まったキャンプ場はパス
して洞爺湖を一周する感じで走る。しっかり1周したあたりで洞爺村のキ
ャンプ場を発見。200円でどこよりも安いし、トイレも今時のすばらしいも
のだ。温泉も近いし、町にも近いため買い物にも不自由しない。テントを
張った後、早速温泉へ行く。温泉はやはり一昔前のものといった感じで、
露天風呂やサウナはない。360円だったのでまあ頷ける。しかしここへ
来てオイルの警告灯がつきだした。まずいなあ、こんな田舎にはホーム
センターなど無いしR36へ出たら室蘭まで戻るかとか考え込み、何とも気
苦労が多い。風呂から上がり、町中を走ると、ガソリンスタンドと自動車工
場が一緒になった店があり、難なくヤマハの純正オイルを手に入れる。モ
ーターボートなどで需要があるのかかなり簡単に手に入った。価格も980
円とホームセンターより100円高い位。カストロールの3倍もするオイルを
入れるよりずっと安いし、何にしてもエンジンを焼く心配をしながら走ると思
えば全然安い。
 その後農協で毛ガニを780円で手に入れビールと一緒に食べる。やはり蟹には日本酒が合うのだが買っ
てこなかったのは残念である。また、道の駅で買ってきたメロンは、種をくり抜き真ん中にウイスキーを注い
で食べる。何とも贅沢である。
 食べ終わった頃、近くのおばさんが紙皿に焼き肉や焼き鳥を山盛りに持ってやってきた。もう少し早く持っ
てきてくれよー。戴いたが、あまり食べられなかったのでとても残念だったが捨てた。
 その後は、ウイスキーを飲みながら洞爺湖で毎日やっている花火をみていたが、20:00頃にオフロード
バイクに乗った人がやってきてテントを張っていた。最近話をしていなかったためか、テントを張っている最
中ランタンの光を貸してやりしゃべっていた。温泉の場所も教えて9:00までなので早く行けと言ってやった
が、とうとう発見できずに帰ってきた模様。食事もカップラーメンを食っていたようだし、もう少し早くくればさ
っき貰ったものを分けられたのにと、やはりキャンプ場には早く着くものだと改めて思ってしまった。まあなん
だかんだで、飲みながら話が出来て良かった。彼は、東京から来た鈴木さんで北海道は初めてとのこと。
これからだんだん覚えていくものだ。
 
8月11日(火)曇りのち晴れ 本日の走行距離250km
 4:00頃目を覚ましたが結局5:00まで寝ていて、出発が6:50分となった。このキャンプ場はお金を払うと
ゴミの袋がもらえるのだが、遅く来た鈴木さんは貰っていなかったので私の袋に入れてあげる。記念に写真
に写って欲しいとのこと。
 結局洞爺湖を一周した形で昭和新山へ向かう。観光客はまだ来ておらず、バ
イクを入れた写真が撮れた。そこからはオロフレ峠へと向かう。ここは、新婚旅
行で雪のあるときに来たのだが、夏場は草や葉っぱが生い茂ってからだと展望
が開けず今ひとつだった。登りのエンジンの元気のなさはわかっていたのだがな
んとしたことか。止まりそうになる。これは熱だれというものか。しばらく休ませる
が状況が変わらないまま、頂上に着いてしまう。まあ自転車より良いと行ったと
ころ。前に来たときは気付かなかったが、頂上は本線から少しは行ったところに
あり、茶店が一軒出ていた。しかしガスでなにも展望が利かず写真を撮った後引
き返した。登りであれほど調子の悪かったエンジンも下りでは調子を取り戻す。
登別の温泉は観光客でいっぱいだ。その中を給油しようとスタンドを探しうろうろ
する。ぎりぎり何とか給油し倶多楽湖方面へ向かう。この道は17年ぶりですっか
り舗装されていたことに驚く。倶多楽湖も当時は摩周湖に次ぐ透明度とのことであ
ったが、舗装道路がこんなに近くまで来ていたのではそれも無理だろう。鱒の養
殖も行われていたようだし、すっかり変わってしまったようだ。キャンプ場もあった
が、水辺ぎりぎりで波でも起きたらテントに掛かってしまうほど狭くなっていた。前
は絶対こんなじゃなかったと思う。道路までもう少し距離があったように思うが勘
違いだろうか。
 登別の市街地からはR36を走る。とても混んでいてちょっとうん
ざりだ。やっと苫小牧までたどり着き、いつもならここに上陸してる
のに、ジグザク走って3日掛かっているのだ。なあんか疲れる。朝
食が早いためいつも10:00を過ぎると腹が空き今日も何とかラー
メン屋を見つけてラーメンを食べる。苫小牧のR36沿いはスタン
ドも結構あったのだが、R235に入ったところでぱったりと無くなり、
ぎりぎりレギュラー78円の店で給油。しかしこのスタンドはインチキ
だ。看板は77円としか書いていないものの2輪と会員以外の車は
10円高とのこと。しかし今回は後1kmも走れなかったため、どんな
に高くても給油しなければならなかった。
 何となく車の流れに流されることの不快感からか、空がどんよりしていること
からか気分的にめいっていたが、門別に入る頃にはいつものペースをつかん
でいた。雨が降らないだけいいのだ。贅沢な悩みだ。
 まあ今日は静内のキャンプ場だなと、新冠では少し寄り道して、マヤノトップガ
ンのいる牧場によってみた。オグリキャップもいたが、私にとってはどちらも言わ
れなければわからない馬であり、もっと先に行けばナリタブライアンがいるらしい
のだが、やめた。しかしここに来る人たちは、老若男女を問わずとても込み合っ
ていた。牧場も牧場ですっかりオリジナルグッズなどを作り、ほとんどお土産屋と
いった雰囲気で、やはり強い馬は金を生むと言うことがうなずけた。
 新冠の道の駅から出たところで久々にネズミ取りをみた。私のバイクでは捕
まるほどスピードが出ないのだが、道の駅に入ってなかったら危なかったかも
しれない。
 静内のキャンプ場へは15:00に着き受付をすまして区画されたサイトにテント
を張る。なんとただ。125ccのバイクで東京から来た無職の人と隣り合わせでテ
ントを張る。今日も盛り上がりそう。静内まで買い出しに戻り、温泉もすぐ近くで露
天風呂こそ無かったがサウナはあり400円。後は飲みながらキャンプ場情報を
交換した。しかし無職というのは考えようによっては羨ましい。気に入ったキャン
プ場には連泊し、秋から冬に向けて沖縄に向けて走るとのこと。
 
8月12日(水)曇り 本日の走行距離310km
 4:00に目が覚めいつものように5:00までうだうだし、トイレ、洗顔、朝食、撤収、昨日一緒に飲んだ人(名
前聞いてなかったっけ)に挨拶をして出発。
 浦河までR235を快適にとばす。浦河のホクレンで給油した際、今まで探し続けていた道北の地図を100円
のチャリティーでゲット。まあ今回のツーリングでは使わないかもしれないけれども非常にうれしい。
 さてここからは天馬街道だ。ここは昨年全線開通した道で1,500m級の山脈を横断している。ここの登りも
はじめスピードが乗っているときはいいのだが、一端速度が落ちるともうだめだ。それでも何とか頂上のトンネ
ルに到着。このトンネルはなんと延長4kmもあり驚きである。
 峠を下り、R336に合流。しかしここからが長かった。道の駅でトウモロコシを食
べたまでは良かったが、十勝のサーキットによってみたくなり迷いつつ到着。あん
なにライダーが居るのにここにはほとんど誰もいない。始めは写真をばしばし撮っ
ていたのだが、サーキットの人に1,000円で走れるよと教えられもう居ても立っ
てもいられなかった。ちょうど札幌から来たカワサキの大型に乗った人を誘い、あ
とパジェロの人と一緒に走った。もちろんペースカーでの先導付きでやみくもにも
飛ばせなかったが、なんと言ってもスクーターではおいて行かれる速度は出てい
た。パドックから出てメインストレート経由で2周、感激だった。しかし、事務室に
いたお姉さんは、すごく綺麗だった。さすがレース関係者は凄い。レースクイーン
か何かだったのかもしれない。
 軽く1時間以上遊んでしまい、帯広方面へ急ぐ。しかしスタンプラ
リーに参加しているため、道の駅がある度にスタンプ押しをしてい
る。たまになら休息になって良いと思うのだが、この道のように頻
繁にあると少々うんざりである。昼食はラーメン横町に店を出して
いるところのチェーン店で、まあまあかな600円。
 帯広に着いたのが、15:00を回っておりオンネトウまではあと100kmもある。オンネトウは山の中なのでテ
ントを張ってからの買い物は無理と思い、足寄の町中で晩飯やビールを買う。今回はソフトクーラーボックスを
持ってきているので、氷を買うと冷たいビールや水割りが飲める。これらをメットインスペースに収納し走行した。
 なんとかオンネトーのキャンプ場にたどり着いたのが16:30。オンネトーの滝の露天風呂へは時間が掛か
りそうだったので明日の朝に回してオンネトウ入り口あたりの雄阿寒温泉へ行く。300円で入れてくれて露
天風呂がありお湯が濁り湯でいかにも温泉ぽかった。洗い場が無く湯船からお湯をくんでその濁り湯で頭な
どを洗わなくてはならなかったが、お湯はぬるく長い時間は入れて体の芯まで暖まる。
 テントに戻ってからビールを飲み、またもやメロンウイスキーだ。すっかり日が落ちてしまいランタンが必需
品だ。さてそろそろ帰る心配もしなくてはならない。あんまり走りすぎてフェリーの予約に間に合わないので
は洒落にならない。天気は明日から下り坂のようだ。
 
8月13日(木)曇り 本日の走行距離180km
 夜半から雨が降り出し何度か目が覚めたが5時には起きだしオンネトーの滝の露天風呂へ行ってみ
る。山道を1.4km20分ほど歩き到着。何とも立派なログハウスなどがあり脱衣所なども立派利整備さ
れていた。何でもこの滝の湯からはマンガンを生成するバクテリアだかなんだかが発見されて、それは
世界でもここだけしか無いという貴重なものらしく、昔使っていた自然の露天風呂はロープで入浴禁止
になっていた。そのかわりちょっと下の方に人造の露天風呂が作られておりそこにつかる。でもロープぐ
らいでは絶対に入っている人がいると想う。まあ温泉としての気分は最高で透明なお湯が温めで時間
さえあれば幾らでも入っていられる。本を読みながら入っている人がいた。
 空はなんとか明るい。予報では崩れるとのことだがはずれてくれることを祈りつつ出発。風呂でのんび
りしすぎていたため少し出発が8:30と遅くなり知床を回る戦意は喪失気味。阿寒湖で給油の後、相変
わらずの観光地だなと想いつつステッカーを1枚買う。バイクの後ろにつけているRVボックスがあまりに
も殺風景なのだ。そういえば3年前に再び訪れたまずいラーメン屋(1995年夏参照)は土産屋に変わっ
ていて少し寂しい。
 そこから弟子屈までは小さな峠を一つ。しかし私のバイクは登りがめちゃくちゃ遅い。原チャリに抜かれ
てしまった。オートマなのでスピードで勝手にギヤをあげてしまうのかとも思っていたのだが、それとはち
ょっと違うようだ。どこかがおかしい。まあ変なのは長い登りの時だけなので町まで走ってしまうと、まあい
いかとなってバイク屋にはいかずじまい。
 さて摩周湖のすぐ近くにいるのだがどうも曇るし上り坂がちょっといやだし、何にも見えない摩周湖で駐
車場代だけ取られるのもしゃくなので、屈斜路湖方面へと向かい湖畔のラーメン屋でラーメンを食べる。
なんとなく天候が回復してきたためどこまでも走れそうな気がしてきて、しかし帰りのことを考えるとやは
り網走泊まりが無難で、大雪越えで旭川から富良野にも抜けることが出来るので今日は休みと決め込み
網走へと向かう。
 時間が早いのでオホーツク公園にでも行ってみるかと国道から離れるとすぐコインランドリーを発見し洗
濯と決め込む。しかしここには洗剤が売っておらず仕方なくセブンイレブンで買うことになる。しかし何とも
10個入りしか売ってないため仕方なくそれを買い荷物になるので必要分だけ取りご自由に使ってくださ
いとランドリーに置いてきた。
 洗濯を始めると財布がないことに気付き、一瞬緊張したが、洗濯機の中で回っているところを発見しあわ
てて取り込む。全くついていない(自分のせいだが)。お札やカードは乾かせば何とかなるが、データ取りの
ためにとっておいたガソリンスタンドの領収書はだめだ。仕方なくデータだけメモを取り捨てた。お札を乾か
すため乾燥機に入れたら、乾燥機の中をお札が舞い踊っており笑えた。
 しかし洗濯の最中から夏の雨といった猛烈な雨が降り出し、当たった天気予報を恨みつつ少し雨宿りして
いたがやみそうになく、上陸した日に980円で買った合羽を着込む。この合羽は完全にビニールで出来て
いるので絶対に雨は通さないがかなり蒸れそうだ。しかし北海道の冷たい雨の中を走っている限りでは、
全く問題がないだろう。
 ガソリンがぎりぎりだったためわざわざ右側にあったホクレンスタンドに入ったら、えらい胸のあいた制
服を着た綺麗な姉ちゃんが前屈みで給油してくれて、とっても得した気分だった。この後に左側にもガソ
リンスタンドはたくさんあったが、ここにして本当に良かった。
 テントを張ってからまた雨の中の買い出しはいやなので、コンビニで買い出しをしてから網走湖湖畔
にある女満別温泉のキャンプ場へ向かう。受付で300円を払いテントを張った後すぐ風呂へ行く。やは
りここも300円で内風呂は銭湯並だが露天風呂が良く、雨で冷えたからだが暖まる。テントに戻って
すぐヒール。隣のテントの人と少し話をした後レトルトカレーをおかずに飲む。
 
8月14日(金)曇りのち晴れ 本日の走行距離280km
 朝、3:30頃からばたばたとうるさい。なんだか物を壊しているような音がしていて、どうもキャンプ場の
質としては山より海とか水辺の方が治安が悪い。心配なので起きてその辺を回ってみたが、音はやん
でしまった。とりあえずバイクのハンドルロックをかけまた眠る。次に目が覚めたのが5:30でちょっと寝
坊気味。朝食のおにぎりを食べ片づけをし出発。雨は降っていないものの大雪の峠越えのため、合羽を
着ようか迷ったが、路面が乾いていたため着ないで走り出す。北見までは降ったりやんだりで何とが我
慢でおんねゆまでたどり着く。3年ぶりのおんねゆはすごい道の駅が出来ていて、売りはからくり時計で
観光名所になっていた。時間がちょうど良く時計の動く場面がみられた。スタンプを押した後小腹がすい
たので焼きトウモロコシを食べ出発。
 いよいよ大雪越えの石北峠である。おんねゆで給油したのでなんとか峠は越せそうである。しかし相
変わらず登りの調子が悪い。これは壊れているとしか思えない。20km/h位しかでないのだ。ばんばん
追い抜かれ休み休み行く。
 バイクは下り出すと快調なのだ。峠を過ぎた後の静かな駐車場で休んでいると、なんとスタンプラリー
の手帳を温根湯に忘れてきたことに気がつく。そういえば焼きトウモロコシの芯を捨てにいったままバイ
クに戻ってきてしまいそのまま走ってしまったのだ。昨日の財布といいどうもうっかりが増えてきた。気を
つけないと事故につながる。手帳は諦める。2時間近く走ってしまったし戻ってもないだろう。
 層雲峡の観光地によってみる。観光バスに乗った方たちが多く、うんざりで下り出す。年寄りならばとも
かくいい若い者が変なバッジをつけてぞろぞろとバスから降りてくる。滝をボーとみているとバッジをつけ
たおばさんに「その先何か見所ありますか」と聞かれた。見所という単語の意味がこういう場では理解で
きなかったため「わかりません」と答えた。ちょっと機嫌が悪かったこともあるが、ああはなりたくない。
 旭川では念願の旭川ラーメン(醤油味)を食べいざ富良野へ。50kmもあったが、道が快調に飛ばせて
15:00には上富良野の日の出公園キャンプ場に到着。芝生のテントサイトは無料でたくさんの同類たち
がすでにテントを張っていたため、傾斜地しか張る場所が無くさんざ迷ったあげくやっと平坦な場所を見つ
けだし、隣の人に挨拶し張らせてもらう。すぐ近くにヌフライ温泉というのがあるのだが、入浴料700円と
のことを隣の人に聞き、ここから10km山を登ったところにある吹げ温泉に2年ぶりにいってみることにした。
しかしバイクはいっこうに調子があがらず、ちょうどオイルも買わなければならないので、上富良野のバ
イク屋でみて貰う決心をした。吹上の露天風呂は相変わらずで無色透明やや熱めの風呂で気持ちがよ
い。今回は若い女性も二人ほどは行って来たのでついている。もちろん水着を着ていたが・・。
 上富良野のバイクやさんではすぐに見てくれてプラグを交換してみるとのこと。古いプラグはすっかり
かぶっていたようだ、原因は回し過ぎとのことだったが北海道では仕方がない。ワンランク上の高回
転用に変えた。オイルも買って1,710円とのこと。思ったより安くすんで良かった。
 後は、キャンプ場の近くのスーパーで買い物をしテントでビール。温泉に1時間も入った後おあづけ状
態なので喉が渇いているのだ。隣のおじさんは東京から来ていて北海道のキャンプ場のホームページ
を開設しているとのこと。私もインターネットにはかなり興味があるので話が弾んだ。(後でこの人のホー
ムページを開いたらこの時撮って貰った写真がしっかり載っていた。)
 
8月15日(土)曇りのち雨のち晴れ 本日の走行距離320km
 4:30に起床。そそくさと片付けて出発が6:30。北の国からの場所がもう一度だけ見たかったので、
六郷へと向かう。近道をしたら思いっきりダートを走ることになった。五郎の石の家は時間が早すぎて見
られなかったものの六郷の森は相変わらずといったところ。
 後は、国道38号から国道273号を走り日高へ抜ける。途中から雨となり峠付近はひどい雨。ちょっ
と夕張により安いメロンを探す。去年買ったところで規格外品だが4玉3,500円というのがあり職場
へ送る。送料が1,670円もして結局5,000円がぶっ飛ぶ。まあ、メロンゼリー送るよりずっと良い。
 北広島まで来るとはれていて合羽を脱ぐ。札幌は地理的に雨が少ないのかいつ来ても晴れている。
市内ではTシャツすがたでラーメン横町へ繰り出す。その後は狸小路へ繰り出しお土産を買う。メットイ
ンスペースに入れれば送料も掛からず非常に便利だ。今回は本当にここに荷物を入れずに成功してい
る。狸小路のウインズで千円だけやってみる。なにもデータなしで5−11を買ったら5−12が来てしま
った。惜しい・・。
 16:30頃札幌最後にもう一度ラーメンを食べたくなり1杯410円の所にはいるとやはり410円の味
しかしなかった。
 国道36号を苫小牧方面へひた走る。どうも市内は信号だらけで走りづらい。千歳を過ぎたあたりから
霧雨となり苫小牧に後20kmといったところで本格的な雨となってしまった。やはり札幌だけ晴れている
のだ。しかし後少しなので合羽を着るのは我慢してひたすら走る。
 苫小牧のフェリー埠頭についたのは19:00過ぎで24:00の受付は21:30からとのことなので待合所
で待っている。ビールが飲みたいがまだ少しバイクに乗るので我慢我慢。すると隣の席の人が話しかけ
てきていろいろと話し込む。お互い同じ船に乗るので暇なのだ。彼は今回はツーリングが目的ではない
ためホクレンの旗が欲しいとのこと。私は3本もあったので今日貰ったやつをくれたら、お礼にとビールを
一本貰った。ホントは今日貰うときも3本もいらないなと想っていたのだが、なにが幸いするかわからな
いものだ。断るのもなんだし一本だけ飲んでまた話し込む。彼とは船に乗ってからも同じ部屋と言うこと
もあり出港までデッキでしゃべっていた。女満別でシャンプーを忘れてきたみたいで、風呂ではシャンプー
を貸して貰ったりと知り合えて良かった。会津若松からとのこと。
 
8月16日(日)晴れのち雨 本日の走行距離165km
 イヤー今年の船はやけに揺れる。ゆーらゆら来たらどどーっと来る。寝る前にビールを飲み過ぎたせい
か夜中に一回トイレに行くが苦しんでいる人がかなりいるようだ。
 8時頃到着は定刻通りとのアナウンスが入りのそのそと起き出す。朝食は船で取るとえらい高いので(う
どんいっぱい800円)降りてからにする。しかし腹は減るので昨日つまみように買ったチーズとゆで卵を食
べて我慢する。
 船は予定通り9:30に八戸港へ着岸。自分のバイクをおいた場所がわからなくなりちょっと焦ったが、ど
うにかたどり着く。今回はデッキのすぐだったので、いつものように排気ガスに苦しむことがなかった。しか
しバイクがかなり波をかぶっておりべとべとだ。帰ったらすぐに水洗いしなくては。
 八戸のフェリーターミナルで自動販売機のうどんを食べる。するとまた昨日の彼にあった。名前を聞かな
かったのが残念。
 しかし本州は暑い。今までずうーとジャンパーの下にトレーナーを着ていたわけだが、暑くてすぐ脱ぐ。相
変わらず本州の道は走りづらいことに気がつく。車は多いし信号が多すぎる。北海道も札幌などの大都市
内はそうだったけれども・・・。
 走りながらあたりの景色を見ていると、やけに河川の濁流が目立つ。試しに田瀬ダム情報へ電話してみる
と、なんと放流している。こちらは雨が強かったようだ。まったく気がつかなかった。支所へ電話してみると、
支所長が居て7:30に放流とのこと。これで2回の放流をさぼったことになる。しきりにわびを入れるが
どうすることもできなかった訳だし、私一人居なくとも地球は回るのだ。
 こちらは、雨がたまたま降るので合羽を着たまま花巻着。

トラピスト修道院へ
 女子のトラピスチヌに
       比べると地味

北海道奇岩街道(私が命名)

神居岬突端

ここは15年前自転車で撮った場所

誰もいない観光地は
      気持ちがいい

何にも見えない
     オロフレ峠

新道 天馬街道

サーキットを走る