コネクターの端子や ギボシ端子等の圧着方法の紹介
     
最近 当社が販売しております V-UP16の点検依頼があります
ほとんどの方が ギボシ端子等の圧着端子を使用して結線しておられますが 中には専用の端子圧着工具を使用せずに ペンチ等で圧着されている方も見かけられます 必ず、専用の工具で圧着していただくようにお願いします また、専用工具で圧着はされていますが サイズ違い、圧着のしすぎで断線、圧着不足で接触不良と言う場合もあります

電気関連のトラブルは発見が難しく 原因が特定しにくい場合が多くあります コネクター、ギボシ端子等の接触不良などもその原因のひとつです 見た目は異常が無くても接触が悪い、断線などと言うこともあります
このようなトラブルを防ぐために 確実な圧着作業が必要だと考えます
特にV-UP16は点火回路に使用します 点火回路が不調をきたすと 失火、エンジン停止などと言う症状になり非常に危険です  

ご自身で結線作業をされる方の 参考になればと思いこのページを作りました 参考になれば幸いです
ブログでも 当社が使用している圧着工具の商品名や 半田付けを動画で紹介しております 参考になれば幸いです
http://jetski2004jp.blog.shinobi.jp/Entry/543/

当社で使用している半田ごては こちらもブログで紹介しています
http://jetski2004jp.blog.shinobi.jp/Entry/545/

圧着工具、半田ごてなど特別なものを使用しておりません ホームセンターでも入手可能なものです
 


圧着端子の種類 圧着工具
ギボシ、ファストン端子
コネクター用端子
アース用端子 上の写真は 専用圧着工具(電工ペンチ)です
それぞれ 形状、サイズが違いますので 用途にあわせて変更します



端子の圧着方法の例


撮影のため 絶縁スリーブは省略しておりますので 実際の作業では 絶縁スリーブを挿入後、圧着作業をしてください
ギボシ、ファストン端子はこのように圧着しますが 今回、使用したファストン端子は銅線圧着部が細いため1.25の場所で圧着しました 配線の被服を一緒に圧着するところは 5.5の場所で圧着します 端子、配線の太さ、大きさで適切な場所で 圧着します
圧着しすぎると端子の変形や、断線が起こります 圧着が弱いと配線が抜けます この力加減が慣れるまで難しいかなと思います


端子に対して配線が細い場合の簡易的な対処方法

端子に対して配線が細いと 左の写真のように端子から配線が抜けます この状態で無理に小さいサイズで圧着すると端子の変形や端子にクラックが入ったりします 本来は端子を配線のサイズにあったものに交換するのですが すべてそろえるのも難しいと思います
簡易的な方法ですが 真ん中の写真のように配線を長めに出して 銅線を折り太くすることで対処可能です
右の写真は 外側の被服まで折り曲げて被服ごと圧着します この方法でも小さな電流であればよほど問題にはなりませんが 被服がクッションの役目をして 圧着が緩む可能性がありますので あまりお勧めできません
この端子のように 2箇所圧着する場所がある端子は 必ず、1箇所(先端側)は銅線のみの圧着する方法をお勧めします 


半田付けも併用する方法

半田付けも併用すると確実ですが 本来、圧着端子は半田付けは不要です 
半田が銅線しみこむと硬くなります この半田がしみこんで固くなったところと、従来のやわらかい銅線部分の境目で銅線が折れて断線する場合がありますので 半田付けはしないでくださいと言う意見も多くあります 実際にメーカー製の電装品に使用されているコネクターなどは半田付けはしてありません 適切な圧着圧力や 端子、配線のサイズなど合わせて行えば半田付けする必要はありません
しかし 端子を配線サイズごとにそろえることは難しいと思いますので 半田付けを併用する方法も良いのではと思います
ただし、上の端子のように 銅線部分と 被服部分と2箇所、圧着する構造の端子のみにしてください 被服部分を圧着して支えることで 半田がしみこんでいるところとやわらかい銅線部分の折れ曲がりによる断線を防ぎます

施工方法は 
銅線のみを圧着した後、半田付けをします 半田は少量できれいに流れればOKです 十分さめてから被服部分を圧着します
被服部分を圧着後に半田付けを行うと 被服が溶けて圧着した意味がなくなりますので 順序を間違えないようにしてください
こうすれば抜けることはありませんし 経年変化による接触抵抗の増加をある程度防げると思います

当社で施工する場合は ほとんど半田付けを併用して施工します
 

アース、バッテリー電源等の端子

バッテリーから電源を取る場合とか ボディーにアースするときに使用する端子です
電源にせよ アースにせよ、一番大事なところと言っても良いところです 何故かと言うと・・・
電流が一番多く流れるところです たとえばテスター等でアースなり電源を点検して 接続していることを確認できたとしても テスターでのテスト電流はものすごく少ないく つながってさえいれば正常と判断されます しかし、大きな電流が流れると 流れない場合があります

具体的に説明すると 洗面台の排水管が詰まったようです?  
コップの水をゆっくりテスト的に流すとちゃんと排水されます(詰まっていないと言う判断) 
洗面台に水をいっぱいためて一気に流します 少しずつしか流れません(詰まっていると言う判断)
この例のように 電流が多く流れるところは 確実に施工しないと不具合がでます しかも分かりにくい場合がほとんどです
電源、アース端子の形状ですが 車、バイクのように振動があるものへの使用は 左側のような2箇所で圧着するタイプの端子をお勧めします 中央の写真のものは 写真のように曲げた場合曲がりが急になり 折れやすく振動にも弱くなります 左のものは外側に被服があり曲がりが急にはなりませんし 半田付けした場合でも半田付けの併用のところで説明したように根元は真っ直ぐですから折れにくくなります

車、バイクの純正ハーネスのアース端子は 形状、大きさは違いますが ほとんど一番左のような2箇所で圧着する端子で施工されていると思います 


防水仕様の配線のつなぎ方

配線をつなぐ場合の例で 雨水や泥、ほこりの進入を防ぎます

配線を半田付けして 接着剤(スーパーX)を半田付けしたところに塗ります
その後、熱収縮チューブをかぶせて収縮させます 収縮したチューブから接着剤がはみ出ているのがわかると思います  他の接着剤でも良いと思いますが スーパーXは時間がたっても弾性を維持していますので これを選択した理由です
熱収縮チューブの防水仕様

左の写真は熱収縮チューブで内装部に熱溶融性接着剤を組み合わせた物です 収縮するときに接着剤が溶けて接着されて防水になります

価格は少し高くなりますが 大変便利です 


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