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◆神々の住む国・島根 ◆水晶山脈 ◆Cafe Douce Ebis ◆沖縄本島の旅 |
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粟島神社から中海を見下ろす |
この先に、ご先祖様のお墓が |
そのあと、足立美術館まで送ってもらい、ひとりで散策。
庭園日本一に選ばれたとあって、すばらしいお庭です。ちなみに、入館料も日本一らしい(2200円)。横山大観や河井寛次郎などの作品が収蔵されています。が、やはり私の興味をひくのは、お庭。すばらしく手入れされていて、借景の山々も美しく、日頃の疲れが洗われていくようでした。
閉館時間に、また迎えに来てもらい、親戚の家へ行く前に、伯太の「後藤家」に寄る。
古い建物が好きと言ったら、寄って下さったのです。ここは私の遠い親戚の親戚にあたる家だそうで(私からはほとんど無関係)、取り壊しが決まった築100年くらいの建物を移築し、一部公開されています。でも、ガイドブックに載ってるわけでもないので、知る人ぞ知る建物らしい。この家のご主人は、宮大工だそう。
そして、親戚の家へ。母のイトコの、子供さんやお孫さんやひ孫まで集まり、テーブルにはご馳走が並び、大歓迎していただきました!
明るく暖かいご家族でした。
そして、松江のホテルまで送っていただく。今日は一日、どうもありがとうございました。
足立美術館の庭園。すばらしい景観 |
たくさんのご馳走!感激 |
15日・松江
宍道湖(しんじこ)と、松江城を囲んで川が流れる、水の都。
風情のある城下町です。
まずは、八重垣神社へ。ここの奥の鏡の池で占いをする。紙が15分以内に沈むと良いらしいんだけど、私は3分でした!
そして、昨日時間が足りなくて行けなかった、安来のサルビア珈琲とカフェロッソへ。
サルビアはお父さん、カフェロッソは長男、それと次男のカフェも松江にあるのですが(行けなかった)、長男も次男も、バリスタ選手権で日本2位・3位のウデを持つ、名門親子なのです。私は今回ガイドブックを読んで知ったのですが、その筋では有名らしい。all
aboutでも紹介されています。こちら。
電車に乗って安来駅へ、まずは父の店サルビアへ。感じの良いマスターでした。アイスカフェオレは、さすがに飲みやすくておいしかったです。
そして、タクシーでカフェロッソへ。電車もバスも、1時間に1本くらいなので、バタバタです。免許があればと思うのはこんな時。今さらとらないけどね。
カフェロッソは、昨日おじゃました親戚のお宅の、目と鼻の先!(本当に、昨日寄れれば良かったんだけど)78才になる親戚のおばさまも、常連だそう。
川に面したテラス席で、カフェオレと抹茶のケーキをいただきました。風が気持ちいい。残念ながら、マスターは出張中でしたが、他の方がいれたカフェオレでも、とてもおいしかった!!いやホント、過去最高レベルです。
「どちらからいらっしゃったんですか?」と声をかけてくれた、タンタンみたいな店員さんに「東京です」と答えると、「僕も東京から働きに来てるんですよ」と。わざわざ遠くから修行に来るほどの店なんですねえ〜!この方には、いつか東京で出店してもらいたいものです。
とってもオススメですが、とっても行きづらいです。
八重垣神社の水占い |
カフェロッソのテラス席から中海を望む |
松江に戻り、売布神社を見たあと、堀川めぐりの屋形船に乗る。松江城をぐるっとひとまわり50分。チケットは一日券なので、好きなところで乗り降りして(といっても発着所があるところね)、街を移動するのに利用できます。いくつもの橋をくぐりますが、低い橋の下を通る時は、屋根が低くなり、お客さんも頭を低くするのです。冬はこたつにあたって巡るそう!
貸しきり状態で、船頭さんの説明を聞きながら、古い家並の残る、塩見縄手の近くで降りる。小泉八雲旧居や武家屋敷などを見学し、八雲庵で割子そばをいただく。
松江は、抹茶と和菓子でも有名。そのあと、還(かえる)という、古い建物のカフェで、抹茶と和菓子をいただく。
そして、松江城にのぼり、松江の街を宍道湖を見下ろします。
疲れたので、屋形船に乗って、ホテルのあたりまで戻りました。
堀川をめぐる屋形船 |
小泉八雲旧居 |
さて、どうしよう。宍道湖から眺める夕日がきれいという事で、ビューポイントの島根県立美術館をめざす事に。
どのバスに乗るんだろうと、てくてく歩いてるうちに、美術館に着いてしまった。迷いながら歩いたので、1時間くらいかかったかも。疲れた。ホテルで自転車借りれば良かった。
1階のカフェで、湖を眺めながら夜ご飯をいただいたのだけど、曇ってきて、結局夕日は見れなかった。残念。
16日・出雲
親戚の方が、出雲は車がないとまわりづらいからと、車を出して案内して下さる事に。ありがたい事です。
宍道湖につき出た「珈琲館」のテラスで、コーヒー。絶景だなー。
そして、出雲に向かい、出雲大社へ。
日本最古の神社で、いろいろな縁を結ぶ神様です。
ここでは、2拝4拍手1拝が流儀。いろんな良きご縁がありますように。
旧暦10月には、全国の神様がここに集まるので、神無月を出雲では神在月を呼ぶそう。両脇には細長い建物があり、それは神様の宿舎だそうです。
出雲大社 |
神楽殿の巨大な注連縄 |
日御碕へ。灯台に登り、ウミネコの島を見て(岩の上にウミネコがびっしり!!一大繁殖地だそう。望遠カメラがあれば良かった)、食堂で日本海丼を食べて出雲ビールも飲んで、日御碕神社へお参り。
出雲民芸館、島根ワイナリー、出雲ドーム(骨組みは木造!)を見学。
そのへんでお茶をして、出雲空港へ。出雲そばをいただき、親戚の皆様ともお別れです。本当にお世話になりました。確かに、車がなかったら、出雲大社と日御碕くらいしか行けなかったなあ。
日御碕灯台 |
日御碕神社 |
帰りの飛行機で、なんと、知人2人連れにバッタリ!!わースゴい偶然!似たようなところをまわられたようです。
ちょうど夕暮れ時だったので、飛行機から見る雲が、どんどん赤く染まってゆき、その入道雲の中でイナズマが光るのが見える。旅の最後にすばらしいものを見せていただきました…。
そして、やがて、あたりは闇に。(2005.6)
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がじゅまるの灰汁を使ってこねたというすば(そば)をいただく。 |
首里城から、金城町石畳道へ。 古い沖縄の雰囲気が残されています。 「ちゅらさん」の家の入口もありました。 |
水納島(みんなじま)へ渡り、一泊。 散歩したり、シュノーケルをしたり。 |
人口約50人、ちょっと歩けばすぐ反対側の海岸に出てしまうほどの、小さな島。 民宿は3軒、商店などは1軒もありません。買い物は、高速艇で15分の本島まで行くのですね。 |
美ら海(ちゅらうみ)水族館。世界最大級。 見ごたえありました。 |
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壷屋やちむん通りの近くの登り釜。 |
識名園。琉球王家最大の別荘。回遊式庭園になっていて、木々のあいだを歩くのはとても気持ち良い。が、ぬかるみですっ転び、後ろ姿はどろんこべったり。しくしく。 |
本島は、さすがに3泊4日じゃ全然足りない。 移動に時間をとられすぎたので、次回はもうちょっとゆったり滞在したいな。 と言いつつ、次はやっぱり離れ島かな〜。(2005.5) |
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だいぶ遅くなってしまった島根&沖縄旅行記ですが、 ようやくアップできてホッとしております。 ではでは皆様、良いお年を! minami kawai |