月波通信


Vol.13
横浜山手・洋館めぐりの巻


横浜のはずれの実家に行くついでに、
山手の洋館をまわってみました。

このあたりは、洋風のお屋敷や異人さんも多く、異国情緒あふれる素敵な街。
ただ歩いているだけでも楽しいのです。
しかも洋館のほとんどは入場無料。

半日あれば全部まわれる距離ですが、私は他の用事もあったので、2回にわけました。
喫茶室がある洋館では、なるべくお茶したかったし。
なので、写真は、1月のものと5月のものがまじっています。
港の見える丘公園側からのルートで載せましたが、もちろん逆ルートでもOK。
というか、逆ルートの方が、そのあと中華街や山下公園に抜けやすいのでおすすめかな。

最初にはいった洋館で、「山手西洋館マップ」をもらうと便利。


こちらからスタートする場合は、桜木町駅からバスが便利です。
「港の見える丘公園」下車。

山手111番館


港の見える丘公園内。
スパニッシュスタイル。
玄関をはいってすぐの、ピアノとシャンデリアのある吹き抜けの空間は、
他の洋館では見られないスタイル。



裏にはティールーム「ローズガーデンえの木てい」があり、
テラスの前はバラ園になっているので、バラの季節がおすすめ。
軽食もあります。第2水休。

横浜市イギリス館

山手111館の隣、バス停「港の見える丘公園」の前。
元、英国総領事館公邸。
第4水休。


山手十番館
レストラン。

外人墓地


山手資料館
改築中でした。
ここのみ有料200円。興味のある方のみどうぞ。


山手234番館


従来は、外国人向けのアパートだったらしい。
2階では展示をしていました。このように、
一般にギャラリーとして貸し出されているところも多いです。
第4水休。

えの木てい


白亜の洋館の喫茶店。大きな榎木がシンボル。
チキンのサンドイッチと珈琲をいただく。
休日はお客さんでいっぱいですが、この日は私ひとりでした。月休。


エリスマン邸


喫茶室のサンルームから、元町公園の緑を見下ろすロケーションがいい。
ここの喫茶室が一番気に入ったかな。マリンタワーも見えます。
第2水休。

ベーリック・ホール


スパニッシュスタイル。
広いので、広間やキッチン、バスルームなど、見ごたえあります。
遠くに港が見える。ああ、こんな家に住んでみたい。第2水休。

マドモワゼル・ノンノン/Papas のスタジオ?

雑誌やCMの撮影でも使われているらしい、素敵な建物。
このへん、絵になる建物は多いですが、ここはとりわけ素敵。

山手カトリック教会

ブラフカフェ モトヤ

1軒屋カフェ。1階でケーキを注文、2階が喫茶室。
ケーキがどれもかわいくて迷う。クリームも甘過ぎず、おいしかった。

外交官の家

八角形の塔屋が特徴。
前は、山手イタリア山庭園。
洋館は、どこもサンルームがあって、のんびりしたい感じ。

喫茶室あり。第4水休。

ブラフ18番館

当時の暮らしぶりが復元されています。
第2水休。

JR石川町駅、元町口より5分。



このあたりは、他にも見どころはいろいろありますので、
思い思いに散策してみて下さいね。ではまた。

公衆電話。
普通の緑の電話を茶色く塗って、
上に顔みたいの(?)を
付けているのです。


2004.7発行
minami kawai


 

 

 

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