ついでブラッシング |
ブラッシングを自然に時間をかけて丁寧に行うための手段として、ちょっとお行儀は悪いのですがブラッシングを何かのついでにやることを本院では推奨しています。一本一本の歯を丁寧にブラッシングするためにはどんなに上達してもある程度の時間はかかります。 ある程度感覚的に毛先のあて具合が分かってきますと洗面所の前から離れ、たとえば新聞や本を読みながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながらついでにブラッシングしてみてください。今まで洗面所の前の数分間のブラッシングに比べて10分20分と意外に時間がかけられることが実感していただけると思います。 ついでブラッシングは歯ミガキ粉なしで歯ブラシに少し水をつけ、お風呂以外ではティッシュペーパー一枚持って行ってください。 歯ミガキ粉(歯磨剤)はそれぞれに効能があり、使用することに問題はありませんが、ミガキ残しがあっても口の中がスッキリサッパリしてしまうこと、また口中が泡々になってよだれまみれになり、洗面所の前から離れられず、数分間のブラッシングが精一杯となってしまうことが欠点です。 まずは今日の食べかすや今日出来た歯垢を明日に持ち越さないために夜寝る前のブラッシングから試してみてください。朝起きたときの口の中の感じが変わってきます。 |