口腔外科
口腔(こうくう)外科学は歯科医療の中で外科的治療を担当する専門分野で、口腔外科臨床では口腔顎顔面領域のあらゆる疾病を診療対象としています。

入院を伴うような症例については大学病院口腔外科や総合病院歯科口腔外科で扱われますが、本院でも埋伏歯の抜歯、歯性炎症の治療、歯や顎の外傷、嚢胞の摘出,良性腫瘍の切除、顎関節症の治療など入院を要しない症例については対応可能です。


標榜科(広告するのが認められた診療科)として認められた診療科でしたが、第二次大戦後廃止されていました。平成8年に「歯科口腔外科」として標榜科名が復活しました。

(参考)
厚生省健康政策局長の下にを設置された歯科口腔外科に関する検討会で「標榜診療科としての歯科口腔外科の診療領域の対象が原則として「口唇、頬粘膜、上下歯槽、硬口蓋、舌前3分の2、口腔底に、軟口蓋、顎骨(顎関節を含む)、唾液腺(耳下腺を除く)を加える部位とする。(後略)」という意見がとりまとめられ現在に至っています。
(http://www1.mhlw.go.jp/shingi/0628-2.html, http://www1.mhlw.go.jp/shingi/0628-3.html)