星の降る場所紹介

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このページは星の降るような満天の星空に出会える場所を紹介いたします。
私がよく出かける場所でもありますので、ぜひお会いしましょう。


また、『こんな、星の降る場所を知ってるよ』
『ここで紹介されている場所に行ってみたいけど、どうすればいけるの?』
など、気軽に以下のアドレスにメールをお願いします。
質問にはできる限り詳細にお答えいたします。
また紹介して下さった『星の降る場所』はこのコーナーに掲載します。


tsu@ac.mbn.or.jp

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☆☆星の降る場所・一覧☆☆

Lake Tekapo(テカポ湖)NEWZEALAND NewZealand天体撮影旅行記(1997/02/28)
Lake Tekapo(テカポ湖)NEWZEALAND・NewZealand天体撮影旅行記

南島・テカポ湖畔
テカポ湖はニュージランド最高峰(3764m)マウントクックのタスマン氷河の東にひろがる氷河湖で、都心からも充分に離れ、非常に空気が澄んだ素晴らしい星空にあえる場所。
コバルト・ブルーの湖と、真っ白な雪を被ったサザン・アルプスをバックに、ひっそりとたたずむ『善き羊飼いの教会』の姿も非常に印象深い。(トップページの写真の撮影地もテカポ湖)また湖畔近くには標高1000m程のマウント・ジョン(Mt.John)があり、ここには米ペンシルベニア大学の天文台が建設されている。残念ながら、ここを観測地とすることは許可されなかったが、テカポ湖周辺の天候の良さをかわれて、この場所が選ばれたようだ。
宿泊はレイク・テカポ・アルパインインがお勧め。湖畔に位置し、コテージからも素晴らしい星空が見られる。長期滞在で、ゆっくりとした時間を楽しみたい場所。(ホテル内には和食レストランもあり、食事も和洋風ともに楽しめる)
余談だが、マウントクック(バスで90分弱)でのタズマン氷河へのフライト(氷河上へセスナでスノー・ランディング[着陸]する)は非常に素晴らしく、この地を訪れたなら必ず参加したいアトラクションである。
南半球の星空に興味のある方は、少しマニアックな内容ですがNewZealand天体撮影旅行記(1997/02/28) も、ご一読下さい。
交通
クライストチャーチ(Christchurch)から約3時間30分(バス)
クィーンズタウン(Queenstown)から約6時間15分(バス)
マウントクック(Mt.Cook)から約1時間20分(バス)
乗鞍岳(長野県/岐阜県)
乗鞍岳(長野県/岐阜県)

乗鞍岳畳平鶴ヶ池
乗鞍岳は長野県と岐阜県の県境に位置する23もの峰の総称で、国内で最高の星空が見られる場所であり、東京大学の宇宙線観測所や、コロナ観測所もここに、位置することが、その証である。
また、車で到達できる最高地点(2700m)である乗鞍スカイライン到着点の畳平駐車場は全国から天文ファンが集まる所でもり、夏休みの時期の夜間にはこの駐車場に天体望遠鏡が乱立し溢れるほどである。(長野県側の大雪渓駐車場も、天文ファンの集合場所になっている)
ふもとにある乗鞍高原・白骨温泉郷での、露天風呂からの星空も楽しみの一つ。
(注意:重要)この駐車場では午前3時を過ぎると、ご来光目当ての観光客が押し寄せ駐車場が満杯になるので、午前3時頃までに、設営した天体望遠鏡を撤去することがマナーとなっている。(もちろんテント等も)注意頂きたい。この最高のポイントを失わない為にもご協力願います。
交通
長野自動車道・松本ICから国道158号線、乗鞍高原経由で約1時間半(7月〜10月中旬まで通行可)
長野自動車道・松本ICから国道158号線、安房峠、乗鞍スカイライン(有料)経由で約2時間弱(5月下旬〜10月中旬まで通行可)
富士山(山梨県/静岡県)
富士山(山梨県/静岡県)

富士山西臼ヶ塚駐車場
天文ファンならずとも、一度は訪れたくなる美峰、富士山。ここでも、素晴らしい、星空が見られる。
夏休みなどのハイシーズンは、渋滞が激しいので避けたいが、お勧めは表富士新五合目駐車場(標高2400m)。 特に、下界が雲海で覆われると、都心の明かりもさえぎられ、素晴らしい星空に出会える。
しかし、ここ富士山にも近年、光害が押し寄せ、だんだんと素晴らしい星空が失われつつある状況となっており、非常に残念だ。
冬期は富士山スカイラインが閉鎖されるため、静岡県側の、西臼ヶ塚駐車場(標高1400m)が天文ファンの集合場所となっている。
写真は、富士山西臼ヶ塚駐車場。
交通
東名自動車道・御殿場ICから富士山スカイライン経由で約1時間強(富士山新五合目)
東名自動車道・御殿場ICから富士山スカイライン経由、水ヶ塚公園、スカイポート富士(ドライブイン)を越えて約2km、進行方向左側の駐車場。御殿場ICから約40分(富士山西臼ヶ塚駐車場)
しらびそ峠(長野県下伊那郡上村) しらびそ峠イメージ・マップ

下伊那郡上村しらびそ高原

下伊那郡上村しらびそ高原
長野県、南アルプスの一角にある高原で標高は約1800m。積雪も比較的少なく、冬期でも訪れることができる(積雪がある場合は無理をしないように)唯一の場所で、乗鞍岳につぎ、素晴らしい星空に出会える場所。
南アルプスの3000m級の山々がパノラマのように広がり素晴らしい展望でハイキングにも絶好の場所。ぜひ、家族でもおどずれたい。
この観測地はマイナーで紹介記事もみかけないので、写真の代わりに、イメージ・マップを掲載。
交通
中央自動車道・飯田ICから国道153号線、三遠自動車道経由で上村に入りしらびそ高原へ。飯田ICから車で約1時間半。
中央アルプス・駒ケ岳(長野県)
中央アルプス・駒ケ岳(長野県)

駒ヶ岳・千畳敷カール
長野県南部に位置する中央アルプスは、北の経ヶ岳から南の恵那山まで長さ約65kmにもなる花崗岩帯の山脈であり、主峰である木曽駒ヶ岳(2956m)を筆頭に、中岳(2920m)、宝剣岳(2933m)、伊那前岳(2883m)、空木岳(2864m)など36の高峰から構成されている。
宝剣岳の直下に位置する千畳敷カールにはロープウェイで登ることができ、一年中気軽に標高2612mに到達することができる唯一の場所となっている。また、ホテル千畳敷には31cm反射赤道儀を備えたドームも設置され、宿泊者は天体観望ができる。(但しドームのみ冬季は閉館)
お勧めは千畳敷カールから約40分程度(積雪がない場合)で登れる宝剣山荘付近。ここは視界も良く、また周りに一切の光源もない。地上を照らすのは星明かりのみという、超一級の星空に出会える場所。
交通
中央自動車道・駒ヶ根ICで下車、しらび平(駒ヶ岳)方面へ。菅の台から先はマイカー通行止めなので、菅の台の駐車場でしらび平ら行きバス(しらび平まで37分)に乗り換える。しらび平から千畳敷カールまでは駒ヶ根ロープウェイで約8分。
蛇峠山(長野県浪合村)
蛇峠山(長野県浪合村)

蛇峠山
 長野県南部の浪合村に位置する。標高約1600m。しらびそ峠よりもやや南に位置し、標高も低い分、積雪も比較的少なく、冬季の道路条件もよい。(ただし凍結には注意)小型赤道儀なら、途中にある馬の背が視界もよく条件がよい。

交通
中央自動車道・飯田ICから国道153号線を南下、治部坂スキー場左折、馬の背方面へ。飯田ICから車で約1時間半。
八ヶ岳自然文化園(長野県原村)
八ヶ岳自然文化園(長野県原村)

八ヶ岳自然文化園
 長野県、八ヶ岳山麓の一角に位置する八ヶ岳自然文化園の周辺には、視界のよい数カ所のポイントがあり、関東近辺の観測地の一つとなっている。園内にはプラネタリウムを設置した自然観察館や、天体写真を展示したホールもあり、昼間も充分楽しめる。

交通
東京方面からは中央自動車道・小淵沢ICから八ヶ岳有料道路経由で約40分。名古屋方面からは中央自動車道・諏訪南ICから約30分。
東浪見海岸(千葉県一宮町)
東浪見海岸(千葉県一宮町)

東浪見海岸
 千葉県房総半島九十九里浜の南端に位置する海岸。太平洋に面している東から南にかけての空は、視界もひらけ、高度が低い天体を見るには絶好の場所となっている。また、都市圏からそれほど離れていないにも関わらず、空も暗く、光害も茂原市の街明かりが気になる程度で、関東圏から手軽に出かけられる観測地のひとつとなっている。

交通
京葉道路浜野ICから約1時間半。または東金有料道路から千葉外房有料道路を通り、茂原市到着後約40分。

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