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ファルコとは、どんな機体ですか?
スケールド・コンポジッツ ポンドレーサー(社内名称モデル158)は、バート・ルータンスケールドの・コンポジッツ社により、ボブ・ポンドのために開発された双発・双胴のレーサーです。この機体のエンジンは日産フェアレディZ用のVG30エンジンをベースとしており、出力はターボチャージャーによる過給によりおよそ600
hp (450 kW)でした。1991年9月のリノでデビューしましたが、1993年のリノにて片方のエンジントラブルで墜落し失われてしまいました。
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モデルは1/72の飛行姿勢です。主翼は朴の木ですが、胴体と両サイドのブーム、水平尾翼はアイスキャンデーの棒(白樺)です。エンジンナセルとスピンナーはPMモデルのシーフューリーの増槽からの削りだし。両サイドの小さなフィン(尾翼)は真鍮板です。
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止まっているプロペラは裏にタミヤの光硬化パテを塗って補強した写真用紙に印刷した紙製です。色だけでなくメーカーデカールも先端の白線も一緒に印刷されているので超簡単です。
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回っているプロペラはお弁当箱の蓋をデバイダーでクルクルやって切り取った物に、ペーパーで擦って回転表現を施したもの。こちらのスピンナーはバルサ材に真鍮線を刺して電動ドリルで回しサンドペーパーで削った物。シャープさに欠けるものの2個でも20分ほどで出来てやはり超簡単。バルサの表面はOK模型のゴム用瞬間接着剤で固めてあります。
○モデルデータ
機体名: ポンドレーサー
縮尺: 1/72
材料: 朴の木、白樺、バルサ、真鍮、プラスチックなど