「精密模型〜小武内省三の世界〜」見学ツアー                

                                                                          レポート担当 


3月13日の日曜に「成田航空科学博物館」にて開催されている大阪・彩雲会の故小武内省三名誉会長の遺作展
「精密模型〜小武内省三の世界〜」を見学に行ってまいりました。

参加者は 前列右からMr.デンテック、Mr.ビルボード、アイローネ、
Mr.アーキテクト、Mr.プロトタイプ、Mr.プロモデラー・AI、Mr.コーバック、Mr.カートゥンプレーン、Mr.ユングマン、現地で合流のインターネット航空雑誌「ヒコーキ雲」を運営するお二人とMrコーバックの御友人(カメラマンだから写っていない)、 
 同館のHP のイベントのページにも紹介されていますが、
1/50で1930年代の民間機(旅客機、軽飛行機)を中心にした素晴らしい作品が展示されています。(軍用機は黄色い翼のやつとP−63改造のエアレーサーしかなかったと思います。)

レポーターは超写真ヘタクソなので、ほとんどの写真が露出不足。まあまあ見れる写真をいくつか。

飛行艇「麒麟号」 スポンサーはキリンビール

 
ピアッジョ・アバンティ、ルータン・スピードカナード
日本航空協会編「J-BIRD」のリストに載っていない
報知新聞の連絡機ユンカースA-50の「J-BFSB」
(右側の主翼しか写っとらんやんけ!)

 
 レポーターのハンドルネームの元ネタCant Z506[Airone]

 
 P-63改造レーサー「フライングレッドホース」

      

写真が寂しいので会友のMr.コーバックから借用した写真も貼っておきます。
 
 熱心に説明文を読む爺様たち

 
 展示はこんな感じ。(壁側は常設展示)


さらに  Mr. デンテックの撮影した写真を追加します。
 
 
 こんなにデカイB747の胴体輪切り。

 
 展示では銘板がマーチンン M-130「チャイナクリッパー」になって
いたけど正しくは、シコルスキー S-42「クリッパー」

 
 PBY海軍航空75周年記念塗装機

 
 UPにすると圧巻のB377−SG「スーパーグッピー」。この機体は後に
NASAが買い取り現在もピマ航空宇宙博物館に展示されているそうです。

 
 言わずと知れたDC-3 ペラのハミルトンスタンダード社標も手書きですよ。

 
 アルミ波板貼りのショートL−17「シーラ」。翼は羽布張なので塗装だよ。

 
 ちょっと似ているハンドレページH.P.42。こちらはシルバー塗装仕上げ

 
シリンダーが円陣を組んでる「星形エンジン」

 
 
 
ビッカース「バルカン」複葉旅客機。パイロットは恐怖の吹きさらし。
燃料タンクのレイアウトはEEライトニングの増槽搭載位置の元ネタか?


 綺麗な写真はインターネット航空雑誌「ヒコーキ雲」を見てください。
A3502-00-4 企画展 精密模型 小武内省三 (hikokikumo.net)


オマケとして「ヒコーキ雲」の編集者様より貴重な計器盤の実物をみせてもらいました。かつて日本にも1機だけ輸入されていた、あの頭でっかちの戦闘機用のやつですよ。まさか日本にいてこいつを見られるとは!長生きはするもんだ。
 
計器盤を見て「オオー」と驚愕する面々。
 因みに計器盤は盤面はアルミ合金を表面に張った合板製
 色は「RLM66」クレオス(グンゼ)の116番、計器はケースが
ベークライト製で艶有黒、文字盤は当然のように艶消黒。
 計器盤の写真は時期が来るまで公表できません。
 (例会でこっそり見せるかもね〜。)
     
楽しい一日でした。東京駅に帰ってきて、いつもの流れならここらで一杯というシチュエーションですが、マンボウが泳いでいるので、もとい蔓延防止重点措置とかいう訳の分からんのがのさばっているので、そのまま解散となってしまいました。次回は2次会出来るといいですね。

  レポート アイローネ
 
 

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