RFB X114 & ルイジ・コラーニデザイン提案    1/150

作 渡辺 守   登場 2017年8月


RFB X114 & ルイジ・コラーニデザイン提案とは、どんな機体ですか?
Me163の設計者である、アレキサンダー・リッピシュ博士が1962年からWIG(ウイング・イングラウンドエフェクト)の研究に着手し、1963年に二人乗りのX−112,続いて4人乗りのX−113,6人乗りのX−114と改良をかさねていった。
X−114は、1977に飛行し、良好な成績を収めたが、1976年の博士の死去により、開発は中止になってしまった。


作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
逆デルタの主翼にダクテッドファンが面白く作り始めましたが、ダクトの支えをどう作るかで、しばらく手が付けられませんでした。今年になって、漸く半田付けに自信がつき、仕上げることができました。
ルイジ・コラーニの本にX−114のデザイン提案が載っていたので、写真3枚から図面を起こして、こちらは1月程で作り上げました。
今回は、全ての機体にフィギアーを乗せ、さらに台を作り上げ、ジオラマ風にしたみました。


良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
白と黄色の機体の方には今回ステップを半田付けで作り上げ添えてあります。ちょっと臨場感が出たかと、自負してます。
また、水面の感じを出すため、透明エポキシ樹脂(デプコンET透明)を使って、いろいろ試してみました。こちらは、もう少しいろいろと作り方を試す必要がありそうです。


その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
実際(写真)の塗装は、主翼が銀塗装で、その他が、白と黄色の塗装となっています。また、写真によって形が違う部分(ダクト周り)もあります。初期型を銀色塗装、最終仕様を白、黄色塗装として、表現してみました。
また、今回は、1/50のフィギアーによる、作品紹介をしてみました。(看板娘) フィギアーは難しく、こちらも、精進が必要です。



○モデルデータ
機体名:RFB X114 & ルイジ・コラーニデザイン提案
縮尺: 1/150 
材料: ポリエステル樹脂による成型
(RFB X−114)制作開始:2013年5月20日 完成:2017年7月24日(銀塗装機)、7月25日(白、黄色塗装機)

参考資料:ネット画像検索 「RFB X−114」
                 『世界の珍飛行機図鑑』西村直紀 グリーンアロー出版社
                 『21世紀を創造(デザイン)する ルイジ・コラーニ』小学館


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