二郎の鳥型飛行機   1/150

作 渡辺 守   登場 2014年3月


二郎の鳥型飛行機とは、どんな機体ですか?
宮崎駿監督によるアニメ映画「風立ちぬ」に登場する架空の飛行機。堀越二郎氏をモデルとした主人公が制作した主翼端に風切羽がついた鳥のような飛行機です。未見なので、よくわかりませんが。


合成写真

作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
面白そうな機体だなあと思っていたところ、樋口会員から図面をいただき、早速つくってみました。やはり「二郎君」が乗っていたいた方がいいかなと思い、後からフィギアも作ってみました。エンジンはそれなりに凝って作ったつもりです。風切羽は各中央にΦ0.2mmの洋白線を埋め込み、主翼には内径0.23mm外径0.4mmの黄銅パイプを埋め、塗装後にはめ込み接着してます。

良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
最初の「二郎君」はうまくできたのですが、足を切らないとコクピットに入らないことがわかり、切るに忍びなく再度作り直しました。「初代」は詰襟を着せ、別途コクピットに座らせました。 学生帽の上にはゴーグルがついているのですが、わかりますか? エンジンも一組余計につくったので、クランクケースも作り架台に載せてみました。飛行状態の羽はもっと全体的に反っていたいたほうが感じよかったなと反省してます。
完成後、樋口会員より主翼はガル翼であるとの指摘を頂き、作り直しました!ついでに、飛行状態の羽も反った形に直しました!胴体も、二郎君にはちょっと狭かったので、ほんの少し広くしてあります。(完全リニューアルですね)・・・青文字部分、追記(2014.06.24)

その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
今回はじめて、主要部品(尾翼、風切羽)として、TAMIYAのプラ板を使ってみました。経年変化でどうなるかちょっと心配です。尾翼は薄くてとがっているので、ポリエステルでは欠けが怖かったのと、風切羽では、全体が反っているためです。プロペラは「一位」の木を使いましたが、材が密で加工しやすくまた、感じもでるので、おすすめです。


資料:プラモデルの取説(図面)、ネット画像検索(あまり有りません)

○モデルデータ
機体名:二郎の鳥型飛行機   
縮尺:1/150 
材料:ポリエステル樹脂、プラ板、真鍮
製作期間:2013年12月25日 完成:2014年3月6日、14日

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