ホーカー P1127    1/24

作 手柴 有邦


垂直離着陸戦闘機ハリアーの原型であるP1127です。青空と砂の砂漠に降り立ったようなシュールな写真。

P1127は開発の過程で様々に形状変化しました。作者のお気に入りは開発初期段階の吸入口にリップが無い機体です。
このようにピンポイントで好きな機体が作れるのは、完全オリジナルのソリッドモデルならではの醍醐味です。

背景は羊蹄丸の煙突です。画面に独特な緊張感があったので背景を消すのを止めてみました。

吸入口のクローズアップ。タービンが覗いている。

コックピットのクローズアップ。計器盤はアルミ製。羊蹄丸の甲板から乗り出して撮影。

背面の格納式ジェネレーター。アルミの表面は非常に良く磨かれていて、物の反射像の輪郭がはっきりしている。

噴射口及び主脚のクローズアップ。初期試作型は量産型とはかなり形状が異なる。

すばらしい作品も地道な手作業の積み重ねです。


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