作 小幡 孝
彩雲一一型
旧日本海軍艦上偵察機として最速の機体です。
「我に追いつく敵戦闘機なし」の電文が有名です。
実機は、厚板構造や高揚力装置の採用等、特徴が多い設計になています。
模型を作るにあたって
・主翼を実機と同じ2桁構造として、胴体への取り付けも実機と同じになる様に型紙設計をしました。
・彩雲には細長い胴体のイメージがありますが、搭乗員席の後ろから絞り込まれた形状で、そこまではエンジン径と同じになっています。
・風防は分割して作っていますが、操縦席風防とのつなぎに少々失敗してます。
・最も凝った部分はコクピット内部なのですが、見えなくて残念です。
・Print の色ですが、暗緑色が濃すぎると、外板のつなぎ目が見えなくなってしまうので、色決めに一番苦労したかもしれません。
作ってみると、かなり大きな機体なのでビックリしました。
高速機なので、細く小さいイメージがあったもので。
非常に均整のとれた美しい機体なので、実機に負けないように仕上げるのが狙いでした。