ドペルデュッサン水上機 二機   1/58    瀧上会員 

  
1913年の第一回のSchneider Tropfy Raceの優勝機をモデルにしました。 フロートの支柱は間違っていたがこれで良しとしました。

このレースには面白い逸話があります。 レースには水上飛行機の発展を促進する目的があったので、ルールが変わっていました。 一つは水上機の耐航性を審査するために直ぐに離水をさせずに、一周の10kmの半分を水上滑走してから離水し、28周の飛行をするものでした。 
 
2つ目は、最後は決められた決勝点を通過してから着水しなければなりません。 途中、参加の4機のそれそれぞれにトラブルが発生し、順位が次々と入れ替わり、すったもんだの末、トップをドペルデュッサン水上機が先頭を切ってゴールインしましたが、審判から待ったの声。 決勝点の手前で着水してしまいました。 それに対し審判はもう一周しての着水ならば復活は許せるとの指導が出ましたが、周回遅れの後続機が迫ってくる中、もう一回周っても勝てる可能性に掛けひと踏ん張り、見事ゴール。1着の栄冠を勝ち取りました。 平均速度は73km/h程。実測は98km/hだったそうですが、29周目の時間がこの結果をもたらしました。