近況報告           手柴会員   

  
今はですね、この前持ってきたコメットの図面とか資料を見たり、106については北原さんからお預かりしている写真等を見るだけで作業は進んでおりません。 でも手を掛けたらサッサとやれるように頑張っています。

後はですね、皆さんご存知と思いますが、コメットとシュド・カラベルの機首は全く同じで、なぜそうなったのかと言うと、コメットの事故で機首が余ってしましたので、シュド社が引き取ってカラベルになったという事です。

次にあの機首の形は、ノルマンディー作戦で使われたグライダー(※)の機首が継起になっているという事で、よくよく見ますと顔がそっくりなのです。 すとんと真っすぐですね。 ボーイングとかダグラスなどは、風防と先っぽに段差がありますね。 特にDC-8は風防が立っている感じがしますが、DC-7CやDC-6の影響なのでしょう。 そしてダグラスが丸っこく変わるのはDC-10からですよね。 
やはり飛行機の写真を見比べていると、歴史が形を引きずっている事を感じ取ることがあります。
  小林会員
※形状から考えホルサでしょうか。 Airspeed Horsa glider, 1944