D.H.82a Tiger Moth    1/48    小林会員   

  
このノートはタイガーモスの製作ノートですが、2017年に始まり2018年に完成の計画でした。 但しこれはプラモでの計画で途中から(2018年)ソリモに転向しました。 そして今に至っています。 先月説明した様に最中の皮状態の胴体に凹みが発生し、その修理を始めましたが、大変でした。(内容は省略します) 
今回はタミヤの「光硬化パテ」を初めて使いました。(会場で使用経験を確認したら、白根さんと樋口さんのお二人でした) 

取説の通りあくまでも2mm厚以下で塗り、厚塗りは厳禁。 硬化後の重ね塗りが原則なので、一般パテの厚塗りや団子状にしての使用は出来ません。 夜間作業ではLEDのスタンドライトに即反応し、繰り返しの均しをすると面が荒れますので一気に伸ばすことが肝要です。 はみ出しは速やかにヘラで掻き落とします。 半面、先週から晴天に恵まれましたので都度外に出して硬化をさせると、直ぐに硬化し特有の表面のネバネバも少なくて済みます。 十日間ほど光パテを繰り返し使いましたが、硬化の程度にムラが生じました。 夜間と日中の作業が要因かもしれません。 晴天の日中がベストの様です。 
光硬化パテの使用は今回の修復には合わなかったと思います。 そんな事もあり最終の表面仕上げにはサフェーサーが必須となりましょう。 パテを多用するにはポリエステルバテ{通称ポリパテ)が一番だと痛感しました。
 
皆さんが報告を終えた後に白根さんが傍に訪れて、ご本人の使用体験をお話し下さいました。  
使用例は次の通りです。
 ・主に使うのはアルミ貼りの際に、下地の木肌面の修正や調整に使う。
 ・必要箇所薄く盛り付けて、屋外に晒しておく。
 ・頃合いを見てパテ表面をヤスリやペイパーで均してお終い。
 ・その後にアルミ板を直ぐに貼れるので、素早く簡単に作業を進めることが出来る。
との事でした。 何事も体験が大切ですが、経験者のアドバイスは大変に有効だと身に沁みて判りました。 ありがとうございました。