ミコヤンI-270 & ロッキードL-270 1/72 松崎会員
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十年ほど前に杉野さんが来られていた頃、一緒に新橋から横浜までの車中で杉野さんが「歳をとったら腕が鈍った」と口癖のように何度も言って居られました。新旧の作品を私の目で見くらべても違いは判りませんでした。
あの頃杉野さんは86歳で私もその年に近づこうとしていますが、倉持さんの話しを聴いて私も年を感ずるようになっています。
今日持ってきた作品ですが、最近なるべくパテを使わないように努力していますが、ご覧の様にパテだらけで、杉野さんの言葉が今の自分にピッタリ当て嵌りましてちょっと自信を無くしています。 |
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それと小学の頃、近くに大きなが学校がありましたが、隣の先生と喧嘩をして二カ月ほど登校拒否をしていました。それでは不味いと遠くの分校に行かされていましたが、やがて独立して小学校になりまして学年は二クラス47人でした。卒業後はずうっと同窓会を開いていましたが、やがて人数も減り17人。その内運転免許を持っているのは私を含め四人です。
私はこうやって毎日ソリモを削るのが唯一の道楽ですが、毎朝、三浦さんが工作室の前を通って「おはよう、開けなくていいよ」と声をかけてくれます。毎日の制作が失敗の連続ですが、三浦さんに物心両面で助けられています。とても杉野さんが思い出されるこの頃です。(一同ほのぼのと聞いておりました)
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ミコヤンI-270 |