空自ドラム缶 (ジオラマ用)  1/48   小林会員   

  
先月から続いている空自ドラム缶は、松崎さんに旋盤で削って頂いた直径12mmの棒を18mmの長さにカットしました。ドラム缶の特徴は本体側面に二本ある凸部のリングですね。この表現を0.2mmの真鍮線を焼き鈍して巻いて見ましたが失敗でした。簡単に量産出来るにはと考えたのが、紙での工作でした。試行錯誤して0.2mm厚のハガキを0.2mm巾に細く切り、それを巻き付けて上から柔らか目のメモ用紙を緩くした木工ボンドで貼り付け馴染ませました。成功でした。上部の天板はバキュームを二工程で工夫して抜いたものを皿状に薄くして貼り付け、ステンシル文字を真似たものを作りプリント。その裏を紙やすりで削り薄くして貼り付けました。下部には2gの鉛の錘を入れてあります。
今回は、紙を貼り付けた状態で見て頂きました。次回には塗装を終えた10本ほどのD/M缶を見て貰います。 (紙の貼り付けは部分羽布貼りに応用できそうです)

エクセル表で制作のドラム天板のマーキングの原版