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まず、これがジーメンス・ハルスケDⅢエンジン(差動ロータリー)の概念図です。![]() |
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シリンダー部が左回転をしてています。コンロッドを介して内部は右回転です。 この内部のロッドは直接プロペラと接続しておらず、減速歯車を介して左回転を四枚プロベラに伝えています。 次に、ハルスケの詳細を説明しているサイトをご紹介します。 ① 前述の動画を掲載しているWikiのページです。 右クリックし日本語でご覧ください。 https://en.wikipedia.org/wiki/Siemens-Halske_Sh.III ② 国内のサイトです。 このサイトのHomeは開いたページの最下部に記載されています。 https://ocoze.net/pulamo/06mechanism/engine-1/siemens.html ③ 海外の専門サイトSiemens Halske Sh-III 回転するアニメ動画もあります。 前述②の元データのサイトと思われます。 動画も同様です。 https://www.enginehistory.org/Piston/Before1925/SiemensHalskeSh3/SiemensHalskeSh3.shtml |
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二人が出した結論は、ハルスケは、エンジンは固定式後部トランスミッションハウジングを介して機体に取り付けられ回転する。 一方プロペラはクランクケース後部のリダクションギア(減速歯車)を介して、半分の回転数に抑えられた。 回転数はシリンダーとクランクシャフトが最大
900 rpm で反対方向に回転することにより、エンジンの有効回転速度は 1,800 rpmとなるが、プロペラは減速して1/2の900 rpmとなり、効率の良いプロペラとなった。 一見すると同じ左回転をしてエンジンとプロペラが一体に見えるが、各々は別な回転数で回っている。 そして右回りの逆回転をしているのはピストンからの圧力による反作用により、結果として右回転しているのは「カウンターバランサーとコンロッドやピストンのアッセンブリー」の内部であることに気付く。 トルクはこれにより大幅に改善されました。 エンジンとプロペラは逆回転であることは間違いでした。 改めてご報告いたします。 (瀧上&小林) |