「スクラッチビルドの素晴らしき世界 What a wonderful Ken-Tomi’s world!」レポート                

                                                                          レポート担当 



11月7日〜13日にかけて六本木のショートリンクサーキットというギャラリーでケン・富永さんの「古典機の個展」が開催されました。I さんと見学に行き、写真を撮らせていただきましたのでご紹介します。 
 

 
 
会場は通りに面したガラス張りのショールームのような所の地下のスペース、外からまるで見えないので、注意して
いないと見落としそう。
幸い入り口に素晴らしいタウベのポスターとフィリピン製とおぼしきデスクトップモデルが飾ってあったので
通り過ぎることなく行き着くことができました。 
 
 
 
最初に迎えてくれるのは天井から吊るされたSE5、まるで博物館のよう。
行った時間が夜の6時半頃だったのでお客さんは私たちだけでした。なのでゆっくりと見ることができました。
 
 

 
 
そしてその下にはソピース・キャメル、エアコ・DH−1、ブリストル・F.2Bがテーブルの上に展示されてい
ます。(キャメルは一番右端に翼端だけ写ってるやつね。)作品は全機写真を撮ったのですが、例によってレポーター
は写真撮影が超ヘタなので使える写真がほとんどありません。
比較的ピントのあっているものをいくつかご紹介します。
       
 
   
その奥のテーブルにはWWTの戦闘機群(カーチス・ジェニーは練習機)
更にその奥のテーブルにはアントワネットやブレリオ]T、エトリッヒ・タウベが展示されていましたが、ゴメンナサイ、写真がちゃんと写っていません。
 
 

 
 
 ニューポール17
 

 
 
ファルツ DV
 
 

 
 
フォッカー DZ
 
 

 
 
一際目立つところに展示されていたフォーカーD[。なんと操縦桿、フットバーに連動して各舵が動くんです。
 
 

 
 
同じくD[。照明がステキ!
 
 

 
 
この角度から写真で見るとハセガワのミュージアムモデルのように見えますが、サイズはスパン500ミリとのこと
なので1/16ですね。
 
 

 
 
一通り見せていただいた後、コーヒーなど出していただき30分ほど飛行機談義に花が咲きました。
ケン・富永さんはフランスの博物館で目にしたアントワネットやブレリオに一目惚れ、資料を集めてラジコン飛行機の製作を始めたそうです。そしてその技術を活かし、デスクトップモデルの製作を始めたそうです。
製作は実機のように木材や金属でフレーム構造を作り、その上へ熱収縮性のフィルムを貼り、美しい塗装がほどこされています。もちろん張線も抜かりなく張られています。
 
 

 
 
右から、ケン・富永さん、I さん、アイローネ。

お土産に立派な写真集もいただいてとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。

もっと綺麗な写真と製作工程が見たい方はケン・富永さんのHPを覗いてください。
http://www4.ocn.ne.jp/~kentomi/index.html


     記  アイローネ
 

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