
みくちゃんです。
2013年、年賀のペーパーモデルです。
センチュリーシリーズはこのF-106で終了です。センチュリーシリーズの機体はどれも個性的で、展開図を作るのにも毎回悩まされました。F-106はF-102に似ているので楽だと思っていましたが、意外に手こずりました。
今回、1月3日の公開データを修正しました。外観の大きな変更は、レードームの段を無くした事です。よりシャープな印象になりました、その他組み立て易さや、細部の修正です。変更した部品番号は以下のものです。1.2.9.10.16.17.18
□一般的な注意事項
1.部品の切り抜きは出来るだけ正確に。ただし、のりしろの部分は多少の脱線は問題ありません。
2.接着の際は、外形やパネルラインを正確に合わせて、ズレの無いようにします。
3.接着は確実に。しかし接着剤で表面を汚さないように気をつけましょう。
□組立手順
1.胴体右、2.胴体左を切り出し、丸み付けを行います。上側5ヶ所のノリシロを接着します。

3.主脚箱、4.主翼中央フレーム前、5.主翼中央フレーム後を切り出し、写真のように折り曲げます。3.4.5.を接着します。

6.主翼後部フレームを組み立てます。

7.主翼を切り出し、折り曲げます。主翼を膨らませるため、前縁部には軽く丸み付けをしておきます。
3.主脚箱、6.主翼後部フレームを接着します。

7.主翼を接着します。ヘラやピンセットを使ってノリシロを密着させます。テーブルの縁に擦り付けるなどして、前縁にコニカルキャンバーを付けます。

8.主翼上部フレームを切り出し、曲げます。8.主翼上部フレームを7.主翼の上面に接着します。

胴体を主翼に接着します。

9.垂直尾翼を切り出し、折り曲げ、丸み付けを行います。垂直尾翼を組み立てます。

9.垂直尾翼を胴体に接着します。垂直尾翼にヘラなどを差し込んで潰れないようにしながら、ノリシロをピンセットなどで密着させます。

10.前部胴体、11.前部胴体フレーム右、12.前部胴体フレーム左、13.前部胴体フレーム中央を切り出し、曲げ、丸み付けを行います。1.前部胴体の中央部は丸棒(後ろに行くほど小径にする)などを当てて、しっかりとくせを付けます。

11.前部胴体フレーム右、12.前部胴体フレーム左、13.前部胴体フレーム中央を10.前部胴体に接着します。11.12.は矢印の個所を胴体の切り込みに合わせます。

10.胴体前部のノリシロを接着します。先ず、上部キャノピー部、機首部の順に接着します。次に下部のノリシロを接着します。

14.前脚箱を組み立てます。前脚箱を前部胴体に接着します。ヘラなどでノリシロを密着させて下さい。

17.主翼前部フレームを7.主翼内側に接着します。17.主翼前部フレームの端と主翼のノリシロの端の高さを合わせます。(矢印の個所)

前部胴体を胴体に接着します。前部胴体の下後部(ミサイルベイのあたり)は丸棒を当てるなどしてしっかりと丸み付をします。胴体中央部(赤矢印の個所)をつぶし気味に押さえます。黄色矢印の個所に接着剤を付けます。

前部胴体を胴体に取り付けます。前部胴体の後端は垂直尾翼に接着します。胴体内側に棒を差し込んでノリシロを押させて下さい。

1.2.胴体の下側のノリシロを接着します。19.胴体下を主翼下側に接着します。

16.レードーム、18.風防、15エアブレーキを接着します。

20.22.境界層隔板左右に21.23.吸気口左右を接着します。

吸気口を胴体に取り付けます。吸気口内側に見えている8.主翼上部フレームの前端部(グレーの部分)を吸気口内側に接着します。吸気口の形を写真や図面を見て整えます。

24.アフターバーナー、25.可変ノズル、26.タービン、27.排気リングを組み立てます。27.排気リングの内側は暗い色で塗って下さい。26.タービン部品の外側に接着剤を付けて胴体に接着します。入り難い場合は可変ノズルを変形させて押し込みます。

28.前脚29.前輪、32.33.主脚36.主輪を組み立てます。脚部品は厚紙に貼ってから切り出します。30.31.前脚扉、32.33.34.35.主脚扉、37.主脚リンクを組み立てます。38.39.主輪扉を組み立てます。40.アレスチングフックは写真のように折り曲げます。43.アンテナを組み立てます。(鎖線の個所で折り曲げて接着します)

上記部品を機体に取り付けます。

41.主翼下機構カバー、42.ラムエアインテークを取り付けます。

完成写真


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