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表紙

三宅観瀾(1674-1718)著 崎門学門下 浅見絅斎の弟子



昭和天皇に,養育係だった乃木将軍が贈った幻の本です。
(乃木大将は、明治天皇の崩御のさいに、妻ともども殉死しています)

建武中興の結果を『失徳の天子』の責任として痛烈に批判しています。
終戦の時の決断はこの本がもたらしたのかもしれません。

昭和初期に出版された復刻版では後醍醐天皇の批判部分などが
大量に伏字となっていて,普通の図書館では全文に接することは困難です。