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テモテへ 第一

"540101","・テモテ 1:1","われらの救い主なる神とわれらの希望なるキリスト・イエスの
命によってキリスト・イエスの使徒たる(われ)パウロより、"
"540102","・テモテ 1:2","(わが)信仰の本当の子なるテモテに手紙を遣る。願う、父な
る神とわれらの主キリスト・イエスよりの恩恵と憐憫と平安あれ!"
"540103","・テモテ 1:3","私がマケドニヤに出かける時お前に頼んだように、(引き続き)
エペソに留まり、或る人達に確と言いつけて、(福音と)違った教えを説かぬよう、"
"540104","・テモテ 1:4","昔話や果てしもない系図(の穿鑿)に気を取られないようにし
てもらいたい。これらはただ理窟をこねるだけで、信仰による神の救いの計画の成就には
(少しも)役立たない。"
"540105","・テモテ 1:5","しかし(真の)伝道の目標は清い心と善い良心と偽らない信仰
から生まれる愛である。"
"540106","・テモテ 1:6","或る人達はこれらから外れて(今言うような)無駄話に向かっ
たのであって、"
"540107","・テモテ 1:7","律法の教師を気取ってはいるが、(実は自分で)何を言っている
のかも、何を懸命に証明しているのかも知らない。"
"540108","・テモテ 1:8","しかし律法はその精神に従ってこれを用うれば善いものである
ことを私達は知っている──"
"540109","・テモテ 1:9","すなわち律法は正しい人のためでなく、無法の者と不逞の者、
不敬虔な者と罪人、不潔な者と涜す者、父殺しと母殺し、人殺し、"
"540110","・テモテ 1:10","淫行の者、男色家、誘拐者、嘘つき、偽誓者のため、この他(凡
て)健全な教えに反するもののためにあることを知って(用う)るならば!"
"540111","・テモテ 1:11","そしてこのことは私(パウロ)が託された至幸なる神の栄光の
福音によれば正に然りである。"
"540112","・テモテ 1:12","私は(この尊いつとめを果たすに足る者とするため)私を強く
し給うたわれらの主キリスト・イエスに感謝する。彼は私(如き者)を忠実なりとしてこ
の職に任じ給うたのである──"
"540113","・テモテ 1:13","かつては(神を)冒涜する者、迫害する者、また暴逆を行う者
であったこの私を! しかしそれは信仰の無い時に知らずにしたことであったため、憐れ
みを蒙り、"
"540114","・テモテ 1:14","われらの主の恩恵が、信仰とキリスト・イエスにある愛と共に
(私に)溢れ漲ったのである。"
"540115","・テモテ 1:15","(まことに)「キリスト・イエスは罪人を救うために世に来給
うた」という言は信ずべく、また無条件に承認さるべきである。そしてこの私がその罪人
の第一人者である。"
"540116","・テモテ 1:16","しかし(罪人の第一人者たる)この私が(特に)憐れみを蒙っ
たのは、イエス・キリストが(まず救いの)第一人者として私にあらん限りの寛容を示し、
(私をして今後)彼を信じて永遠の生命に入ろうとする者の典型たらしめんために外なら
なかった。"

"540117","・テモテ 1:17","万代の王、朽ちぬ見得ざる唯一の神に、栄誉と栄光代々限りな
くあらんことを! アーメン。"
"540118","・テモテ 1:18","わが子テモテよ、曩に(伝道を委ねられる時)お前に向けて為
された(度々の)予言に従い、(今)この命令をお前に与える。あの予言(を思い起こし、
それ)によって(力づけられ、)"
"540119","・テモテ 1:19","(強い)信仰と善い良心を持って善き戦いを戦ってもらいたい
ためである。この良心を斥けて信仰に難破した者がある。"
"540120","・テモテ 1:20","その中にはヒメネオとアレキサンデルがいるが、これを懲らし
めて涜を言うことを止めさせるため、私は彼らをサタンに引き渡した。"
"540201","・テモテ 2:1","だから何よりも先に勧める、凡ての人のために祈願、祈祷、代
願、感謝を(神に)捧げよ、"
"540202","・テモテ 2:2","特に王達及び凡ての高官達のために。これは私達が一生を穏や
かに静かに、全き敬虔と謹厳とをもって過ごす(ことの出来る)ためである。"
"540203","・テモテ 2:3","(かく凡ての人のために祈ること、)これは私達の救い主なる神
の御前に善いこと、また御意に適うことである。"
"540204","・テモテ 2:4","神は凡ての人が救われ、真理の知識に達せんことを欲し給うの
である。"
"540205","・テモテ 2:5","(しかし何故凡ての人が救われるか。)それは(天上天下、)神
はただ一柱であり、神と人との(間の)仲介者もただ一人、(すなわち)人なるキリスト・
イエス、"
"540206","・テモテ 2:6","凡ての人のために身代金として自分を与え給うた彼(だけ)で
あるからである。そして(今や定められた)その時が来てこのことが(神によって)証明
され、"
"540207","・テモテ 2:7","私はそのための宣教者また使徒、異教人の信仰と真理の教師と
されたのである──私は本当のことを言うので、虚言をつかない!"
"540208","・テモテ 2:8","だから男子達は、何処ででも、怒らず争わず、潔い手をあげて
祈ってもらいたい。"
"540209","・テモテ 2:9","同じく婦人達も身嗜みよく、貞淑と慎みをもって身を飾り、編
んだ頭髪や金や真珠や高価な着物でなく、"
"540210","・テモテ 2:10","神信心を告白する婦人に似つかわしい立派な業をもって身を飾
ってもらいたい。"
"540211","・テモテ 2:11","婦人は(教会ではただ)静かに聴き、絶対の服従をもって(道
を)学ばねばならぬ。"
"540212","・テモテ 2:12","(教会で)婦人が教えたり、男子の上に立ったりすることは許
さない。ただ静かにして居れ。"
"540213","・テモテ 2:13","(このことは天地創造の由来からでも、エデンの話を見ても明
らかである。)何故なら、アダムがまず造られ、次いでエバが造られたのであり、"
"540214","・テモテ 2:14","またアダムは惑わされず、女なる(エバ)が(蛇に)惑わされ
て罪に落ちたからである。"
"540215","・テモテ 2:15","しかしもし婦人が慎みをもって信仰と愛と聖潔とを保っている
ならば、子を産むこと(、これを育てて母の務めを果たすこと)によって救われるであろ
う。(婦人は教会でなく家の中で働くべきである。)"
"540301","・テモテ 3:1","「監督の職にあこがれる者は善い仕事を欲しがる者」という(言
があるが、)この言は信ずべきである。(監督は尊い職であるからである。)"
"540302","・テモテ 3:2","だから監督(たる者)は一点非難の打ち処のない(者でなけれ
ばならない。すなわち)一人の妻の夫であり、真面目で、思慮があり、端正で、接待好き
で、教え上手で、"
"540303","・テモテ 3:3","酒好き喧嘩好きでなく、むしろ優しく、喧嘩嫌いで、金銭を欲
しがらず、"
"540304","・テモテ 3:4","自分の家をよくおさめ、きわめて謹厳で、その子女達が従順な
者でなければならぬ。"
"540305","・テモテ 3:5","【自分の家を(すらよく)おさめることを知らない者に、どう
して神の(家である)教会の世話が出来ようか。】"
"540306","・テモテ 3:6","なお(信仰の)新入生でないこと(が必要である。)そうでない
と、(直に)思い上がって悪魔の審判に落ちるであろう。"
"540307","・テモテ 3:7","また外の者の評判も好くなければならぬ。そうでないと悪口を
言われて、悪魔の羂に落ちるであろう。"
"540308","・テモテ 3:8","執事も同様に謹厳で、二枚舌を使わず、大酒を飲まず、汚い金
儲けをせず、"
"540309","・テモテ 3:9","潔い良心に信仰の奥義を有っている者でなければならぬ。"
"540310","・テモテ 3:10","(監督と同じく)この人達もまず(これらの点をよく)調べた
上で、(少しも)非難すべき所が無ければ、執事の職に就かせよ。"
"540311","・テモテ 3:11","女執事も同様に謹厳で、(人の)悪口を言わず、真面目で、何
事にも忠実でなければならぬ。"
"540312","・テモテ 3:12","執事は一人の妻の夫で、子女達と自分の家とをよくおさめねば
ならぬ。"
"540313","・テモテ 3:13","よく執事の職を務める者は、(教会にて)善き地位と、またキ
リスト・イエスに対する信仰による大なる確信とを獲る(ことが出来る)であろう。"
"540314","・テモテ 3:14","これらのことを君に書くのは、直に君の所に行こうと思ってい
るが、"
"540315","・テモテ 3:15","万一延引した場合、(皆が)神の家で如何に振舞うべきかを君
(だけ)に(でも)知らせたいためである──神の家は活ける神の教会、真理の柱、また
礎である。"
"540316","・テモテ 3:16","そして確かに(私達の)信仰の奥義は偉大である。(讃美歌に
うたう通りである──)彼(キリスト)は肉にて顕され、霊にて義とされ、御使いたちに
見られ、諸国の民に宣べ伝えられ、世に信ぜられ、挙げられて栄光に入り給うた。"
"540401","・テモテ 4:1","しかし御霊は、後日(必ず)或る人々が虚言者どもの偽善に欺
かれて迷いの霊と鬼の教えに心を奪われ、信仰から離れ落ちることを(予め)明らかに言
い給う。"
"540402","・テモテ 4:2","この虚言者どもは(私利や貪欲の奴隷となり、あたかも奴隷が
額に焼印を押されるように)自分の良心に焼印を押され(ていながら、)"
"540403","・テモテ 4:3","(口では禁欲を唱えてあるいは)結婚を禁じたり、(あるいは)
食物を断たせたりしている──しかし食物は信じ且つ真理を知る者が感謝をもって頂くよ
うに神が創造り給うたものである。"
"540404","・テモテ 4:4","何故なら、神の創造り給うたものは皆佳く、感謝をもって受く
れば廃り物は一つも無い。"
"540405","・テモテ 4:5","(食物は悉く食前の祈りにおける)神の言と感謝の祈りとによ
って聖められるからである。"
"540406","・テモテ 4:6","この(結婚や食物の)ことを(正しく)兄弟達に教えるならば、
君は信仰と(今まで)随って来た(健全な)善い教えとの言によって育てられ、キリスト・
イエスの立派な世話役となるであろう。"
"540407","・テモテ 4:7","信仰的でない、愚にもつかぬ昔話をはねつけよ。(人はともあれ、
いよいよ)自分を鍛錬して敬虔となれ。"
"540408","・テモテ 4:8","「(禁欲ごとき)体の鍛錬は益少ないが、敬虔は凡てに益がある。
現世、来世の生命の約束を有つ」(という言があるが)、"
"540409","・テモテ 4:9","この言は信ずべく、また無条件に承認さるべきである。"
"540410","・テモテ 4:10","私達の奮闘も努力も畢竟この生命の約束を目的としている──
私達は凡ての人、特に信者の救い主である活ける神に希望を置いているのであるから!"
"540411","・テモテ 4:11","これらのことを(堅く)命令し且つ教えよ。"
"540412","・テモテ 4:12","自分の年の若いことを誰にも軽蔑されるな。却って言において、
振舞いにおいて、愛において、信仰において、純潔なことにおいて(凡ての)信者の模範
となれ。"
"540413","・テモテ 4:13","私が行くまで(集会で聖書を)朗読すること、勧めをすること、
教えることに心を傾けよ。"
"540414","・テモテ 4:14","(伝道を委ねられた時)長老達の按手と共に予言によって与え
られた恩恵を無駄にすることのないように。"
"540415","・テモテ 4:15","これらのことを努め、その中に生きて、君の進歩を皆の者に明
らかにせよ。"
"540416","・テモテ 4:16","君自身にもまた(自分の)教えにも注意せよ。(いつまでも)
これらのことに止まって居れ。これをすれば君自身をも、君の話を聴く人達をも(悉く)
救う(ことが出来る)であろう。"
"540501","・テモテ 5:1","年寄りはひどく叱らず(自分の)お父さんのように、若い者は
兄弟のように、"
"540502","・テモテ 5:2","年寄りの婦人はお母さんのように、若い婦人は──(ただこの
場合は)極めて廉目正しく──姉妹のように、(よく)諭してやれ。"
"540503","・テモテ 5:3","(身寄りの無い)本当の寡婦(だけ)を寡婦として敬え。"
"540504","・テモテ 5:4","もし或る寡婦に子や孫があるなら、この人達にまず自分の家の
者に孝行し、父祖に恩を報ゆることを学ばせよ。これは神の御前に喜ばれることであるか
ら。"
"540505","・テモテ 5:5","本当の寡婦で孤独の者は望みを神に置いて夜も昼も願い且つ祈
り続ける。"
"540506","・テモテ 5:6","しかしだらしのない寡婦は生ける屍である。"
"540507","・テモテ 5:7","このことを(堅く)命令して、彼らに一点非難の打ち処の無い
ようにせよ。"
"540508","・テモテ 5:8","自分の身内の者、特に家族を顧みないなら、その人は信仰を棄
てたので、不信者よりも悪い。"
"540509","・テモテ 5:9","「寡婦」(の籍)に載せ(て教会で働かせ)る者は、六十歳以下
でなく、(ただ)一人の夫の妻であり、"
"540510","・テモテ 5:10","善い仕事で評判が高く、すなわち或は(よく他人の)子を育て、
旅の人を待し、聖徒の足を洗い、苦しんでいる者を助け(る等、)凡て善い仕事にたずさ
わった者でなければならぬ。"
"540511","・テモテ 5:11","年若い寡婦は(教会で働きたいとの申し込みがあっても)断れ。
キリストに背いて情慾に負ける時は、結婚したくなり、"
"540512","・テモテ 5:12","最初の誓いを破ったという審きを受けるからである。"
"540513","・テモテ 5:13","彼らはまた惰けることを覚えて家々を歩き廻り、しかもただ惰
けるばかりでなく、お喋りをし、おせっかいをして、言うべからざることを言うようにな
る。"
"540514","・テモテ 5:14","だから年若い寡婦は(いっそもう一度)結婚して子を産み、家
を治めて、敵に悪口の機を少しも与えないようにしてもらいたい。"
"540515","・テモテ 5:15","数人の者は既に外れてサタンの後に随いて行ったのだから。"
"540516","・テモテ 5:16","(身内に)寡婦をもつ信者の婦人は、教会に厄介をかけぬため
(自分で)その人達の世話をせよ。本当の寡婦の世話を教会にさせるためである。"
"540517","・テモテ 5:17","長老でよく(教会を)治めている者、特に話すこと教えること
に骨折っている者は、二倍の謝礼を受ける資格ありとせよ。"
"540518","・テモテ 5:18","聖書は「"穀物を踏む牛に口篭を箝めるな"」と言うのだから。
また「労働人がその報酬にありつくのは当然である」とある。"
"540519","・テモテ 5:19","長老に対する訴えは"二人または三人の証人"が無ければ受け
付けるな。"
"540520","・テモテ 5:20","(長老で)罪を犯している者は(教会の者)皆の前で咎めて、
他の長老達の見せしめにせよ。"
"540521","・テモテ 5:21","神とキリスト・イエスと選ばれた御使い達の前で(君に)きっ
と申しつける。(凡て)これらのことを偏見なしに守れ。また何事も依怙でするな。"
"540522","・テモテ 5:22","何人にも軽々しく按手するな。(このことについては)他人の
(犯す)罪に巻き込まれてもいけない。自分を潔く保て。"
"540523","・テモテ 5:23","君ももう水飲みをせず、胃のため、またよく病気をするから、
少し葡萄酒を用いてはどうか。"
"540524","・テモテ 5:24","或る人の罪は(余り明らかで)はっきり見え、(本人に)先だ
って裁判に行くが、或る人には(罪が)後から随いて行く。"
"540525","・テモテ 5:25","同じように善い仕事もはっきり見える。(たとい始めは)そう
でないものも、(何時までも)隠れていることは出来ない。"
"540601","・テモテ 6:1","軛の下に在る奴隷は皆、自分の主人(がどんな主人であっても、
これ)をあらん限りの尊敬に値する者と考えよ、神の御名と、(主の)教えが涜されない
ためである。"
"540602","・テモテ 6:2","また信者の主人をもつ奴隷は、主人が(主にある)兄弟である
からといって(これを)軽んぜず、むしろ却つて(熱心に)奉公しなくてはいけない。主
人は信者で、神に愛される者であって、(凡ての人に、然り、奴隷にも)親切を尽くそう
としているのであるから。このことを教え且つ勧めよ。──"
"540603","・テモテ 6:3","もし(真の福音と)違った教えを説き、我らの主イエス・キリ
ストの健全なる言と、敬虔なる教えに賛成しない者があるなら、"
"540604","・テモテ 6:4","その人は思い上がっていて、何もわからず、(ただ)議論と口論
の病気に罹っているので、それから出て来るものは嫉み、争い、誹謗、邪推であり、"
"540605","・テモテ 6:5","(また)理性を失い真理を奪われた人達の不断の争闘である。
この人達は信心を金儲けと考えている。"
"540606","・テモテ 6:6","信心はたしかに大きな「金儲け」である──足るを知るなら!"
"540607","・テモテ 6:7","本当に私達は何一つ持たずにこの世に来たのである。従って何
一つ持って(この世を)去ることは出来ない。"
"540608","・テモテ 6:8","だから(とにかく)食う物と着る物があれば、それで足れりと
しよう。"
"540609","・テモテ 6:9","しかし金持ちになろうとする者は誘惑と罠と、愚にして有害な
種々の慾とに陥る。そしてこれが人を堕落と滅亡とに突き落とすのである。"
"540610","・テモテ 6:10","あらゆる悪の根は金を欲しがることにあるから。或る人はこれ
に憧れて信仰から迷い、多くの苦痛で自分を刺し通した。"
"540611","・テモテ 6:11","ああ、しかし神の人よ、君はこれを避け、義、敬虔、信仰、愛、
忍耐、柔和を追い求めよ。"
"540612","・テモテ 6:12","信仰の善い戦いを戦い、永遠の生命を捉えよ。君はこの生命に
召されて、多くの証人達の前で(信仰の)よき告白をしたのである。"
"540613","・テモテ 6:13","私は万物に生命を賜う神と、ポンテオ・ピラトの前で善き証し
を為し給うたキリスト・イエスとの前で、(君に堅く)命ずる──"
"540614","・テモテ 6:14","我らの主イエス・キリストの顕れ給う時まで欠くる所なく、一
点非難の打ち所なく(私の)この命令を守れ。"
"540615","・テモテ 6:15","その時が来れば、至幸唯一の主権者、王の王、主の主(なる神)
は、(必ず)彼を(私達に)示し給うであろう。"
"540616","・テモテ 6:16","神は(ただ)独り不死を有ち、近づき難き光に住み、誰一人こ
れを見た者がなく、また見ることも出来ない。栄誉と永遠の権力彼にあれ!アーメン。"
"540617","・テモテ 6:17","この世の金持ち達に(堅く)命ぜよ──高慢にならぬように、
また不確かな富でなく、私達を楽しませようとして豊かに万物を与え給う神に望みを置く
ように、"
"540618","・テモテ 6:18","善を行うように、善い仕事に富むように、物惜しみせず分け好
きであるように、"
"540619","・テモテ 6:19","かくして自分の未来のために善い資本を積んで、真の生命を捉
えるように(命ぜよ。)"
"540620","・テモテ 6:20","ああ、テモテよ、委ねられたもの(、すなわち健全な教え)を
守れ。信仰的でない無駄話と名ばかりの「知識」の反対論を離れよ。"
"540621","・テモテ 6:21","或る人はこの「知識」にかぶれて信仰から離れ落ちたのである。
恩恵君達と共にあらんことを。"