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このサイトの意味




 
それにしても、と思う。「やっちまってるなあ」と。

 この「千年のうち」の主張は、破綻しているのである。最初から。
 おわかりのとうりです。申し訳ない。

 これは、リミッターの外れた(ぶっとんだ)、普通の路線を踏み外した、アンタッチの失敗作である。

 自分でいうのも、なんではありますが。

 だが、今の私には、これを語るしかできないし、意味もそれなりにあるはずと信じたい。

 このサイトのなかで、私は「語ってはならない」ことを、いくつもやっているはずです。

 けっして、常識人が書かないことを、書いているはずである。

 人道的に間違ったことはしていないものの、世間体というものを考える良識人なら口ごもることを、だ。

 これが私の、使命だったのかな。とも思う。まあ私なら、無名だし、どんなことになっても、余生はない。

 めいわくをかける人は少ないので、実害は少ないでしょう。

 もちろん、家族・子孫の不名誉にならないようにはしたい。

 それにしても、人間の一生とはつくづく、先など見通せないものだと、途方にくれるばかりである。

 重ねて書きます。「千年のうち」は、破綻しています。最初から。いろいろな意味で。

 着想を思いついたのは、8年ほど前でしたが、遅々として進まなかったのは、私に「常識」が多少ともあったからでしょう。

 それがぶっ壊れてから、やっと進んだしだいですが、進んだといっても無人の荒野をひとしれず脱線して勝手に暴走して横転炎上、やがてはるかな後に、その残骸をみて、旅人が「なんじゃこりゃ」というべきシロモノなのでしょう。

 われながら、無意味すぎますが、ほほえましく見てやってくだされば、楽しいかもしれません。


2016/11/27 T.Sakurai