地産地消の意味
地産地消とは、つまるところ、食糧、エネルギー、人材を、都市に供給しないということでありましょう。 貧しい「地方」とは語義矛盾のはずです。 もともと地方に存在しているあらゆる「財産」を有効活用すれば、すべてが「富んだ」地方にできる。はずです。 これまでの全歴史は、地方のエネルギーを利用可能な形で変換できなかったからではないでしょうか。 その理由は、食糧を収奪されて、人材を吸い取られ、使い捨てにされ、さらに収奪された資源でえられた付加価値も、使用済みの再生資源も還流されなかったのだ。 都会に付加価値を滞留させられ収益がまるごと奪われてしまった。 量的比較で、薄く広がった地方が、ぶ厚く狭くまとまった都会に圧倒され、負けるのは当然でしょう。
でも、人間は人間です。動物のようにではなく 、人間らしく生きねばならないのでしょう。 我々は、生きるために、考え、動き、すばらしいものもくだらないものも、後にのこしたい。 どこにいっても、飲み食べ、排泄し、伴侶と巡り会って子供を残さねばならない。 そのどれかができねば、消え去るのです。 自然は常に我々の前にあり、わたしたちを見つめている。あなたは人間なのか、それとも動物なのか。と そして、内容の変更できない契約書をしめして、自分の決断を示すように求める。 サインしなければ、我々は人間ではなくなる。 サインすれば、我々は、自然の一部ではなく、不完全な動物の体をもったままでの暫定的ではあるが、自然の対等者、パートナーとしての、役割をはたすことができ、それで人間としての生き方を歩むことができます。 自然の子供ではなく、不完全ではあるが自然の継承者として、人間は人間らしく生きていけるよう、、、 |