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 気候の変化
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 気候が変化して、予想外の旱魃や低温が農業を襲って、それまでの耕作方法・インフラが役にたたなくなりますと、凶作となり、飢餓が発生することでしょう。

 するとそれまでの公平を維持してきた文化的遺産の「既得権益」は、不公正の温床となってしまいます。

 そうなれば、ついにはどこでも内乱になりますし、新政府ができるでしょうし、移民というか民族大移動で異民族が来襲・侵略してきて、負ければ支配者が代わってしまう事だってありました。歴史上は・・。

 いうなれば恐慌がおこっても、政府が貨幣の価値を強制保証して物価統制して従来の資産家が同じ価格で統制商品を買えは・・これは誰だって怒ります。といったことでしょう。

 気候などの外的要因が変化すれば、既得権益となっている社会ルールはすみやかに変えねばなりません。
 そのときに指針となるのは、おそらくベーシックなルールである、「広義の宗教」でしょう。
 だれにでも納得できる論理と、条件付けを提供するものが、方向をきめるのです。

 その宗教が「人間らしく」て、どんな困難の中になっても、公平で強力な実力を維持できることを期待しましょう。

 気候の変化は大きな循環と、突発的変化があります。さらに人間活動による中期的大変化・・地球温暖化が新たなケースとして登場しました。
 どれも、気候が変化して、影響を与えることは同じです。

 大噴火による影響は、5つのケースを考えます。

1・1991フィリピンのピナツボの例 翌年世界的例外が発生して、日本も東南アジアから米を緊急輸入しました。

2・1827 インドネシアのタンボラの例 夏のない年として有名です。

3・535 インドネシアのスンダ海峡をつくった大噴火 世界的に大事件をおこしました ゲルマンの移動 中国人口の8割が死亡 天岩戸伝説との関連がありそうです。

4 紀元前5000 ミニ氷河期 おそらく鬼界カルデラの大噴火によるものでしょう。

5 7万年前のいわゆるトバ・カタストロフ事件 人類が総数1500人程度に減少したそうです。よく生きてましたね。


 これらを上回る事件としては、古生代の大絶滅 中生代の大絶滅ですが、どれも一人ひとりが生き残っていく方策を考えていきましょう。

2014/12/11 T.Sakurai