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時間はエネルギー
Time_is_energy



 人間は外部からエネルギーをもらって生きています。

 そして生きていますから時間を持っています。

 人口の数だけ、時間があり、その総和の中で「なにかを」することができます。
 いわば、人口分だけ、時間という資本があるわけです。

 この資本というかリソースをどのように使用するかは、人間の生きる意味、幸福の質にとって決定的な役割をはたすことでしょう。

 貿易立国とは、海外から資源を輸入して、国内の時間リソースを使って加工して、輸出して黒字を生み出すことで成立します。(赤字だと、やがて資源が買えなくなります)

 人間を生かしているエネルギーは時間となって新たなエネルギーを輸入することになります。

 人間が生きている時点で、すでにエネルギーの消費は決定しており、減らすことはできません。
 生きている時点で保有している時間を増やすことも減らすこともできません。比例の関係がなりたちます。

 生存のためのエネルギーがはじめから確保されていれば、時間リソースを使うことなく、貿易をする必要もなくなります。それは平和な世界のような気がするのですがいかがでしょう・・。


2014/12/11 T.Sakurai