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子供部屋



 子供は、実子、養子あわせて三人までと想定します。

 子供部屋は、居間の横に長辺で接する6畳間で、左右引き戸でいつもは開放されて居間と連続空間になり、就寝時のみ、しめられます。
引き戸の下の方には、板を斜めにしてスリット上にした部分があり、内部は見えないが、どちらからでも明かりがついているかどうか、どんな音がしているかわかるようにします。

 子供に厳密なプライバシーを認めないのです。こうすれば危険なことがあれば気配でわかります。両親は、子供から目をはなしてはいけないのです。

 空気の流通もありますので、自然と冷暖房もいきわたります。
 屋内で単独で気密化した部屋は作りません。


 中学高校になれば、部屋を半分に区切って個室にします。(思春期の男女はもちろん同じ部屋で生活できませんし、同姓でも一人になる空間が必要です。)

 小学生が二人なら、二段ベッドもよいでしょう。


 それぞれに机とベッドがあり、東側に窓が二つあり、北側と南側につくりつけの収納があり、後からの家具の追加はありません。かなり狭い空間です。

 北側には両親の部屋に通じるドアがあり、緊急時の連絡ができますが、基本的に使いません。

 どの部屋もそうですが、内装は、住人・責任者が代われば、すべての物品は移動され、壁紙も自分の好みに張り替えます。

 永久に残される自分の部屋というものはないのです。



 なんらかの理由で子供が増えた場合は、母屋の客間を使いますが、あくまで就寝スペースとしてで、生活は東の居間です。