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エネルギー




エネルギーの自給と収入と生存の関係



 日中の電力をどうやって使うか?

 夜はバッテリーによる照明

 冷熱・温熱による保存は下策

 モータ・動力・風力として使うべき

 調理の高熱・冷凍は電気の出番

 チップ製造など、加工 屋内加工がメイン

 農作業 はPHV方式か、完全に整備されたパワー環境にする。(配線されているか、予備バッテリーが豊富にある作業環境)

 立ち上げにどれくらいの期間・費用が必要だろうか? ここまでくるにはどうしたらいいだろうか。よけいなことは当面している余裕はなかろうが・・。立ち上げれば、各種災害・各種変動に対しての耐久力を確保できる。恐怖からある程度解放される。

 一軒だけ と 地域全体 で、考えなければならない。広域は考えられない。

 やるべき方法は、各自の能力・力(意志)により、融資を受けて返済して自立する のみであろう。



太陽電池パネル




太陽熱温水パネル、放射熱冷水パネル




風力発電

 家庭で、風力発電機を取り付けるのは、さまざまな問題があります。
 風力発電は太陽光パネルと同じように充分な大きさがなければ意味がありません。

 しかし、大きくなると動かすには大きな風速が必要で、そもそも常時強風が吹く場所は、居住場所として不適当です。

 設置する場所は、なるべく地表から高い場所で、風が障害物なく直接当たる場所で、作動音が無視できる程度でなければいけないでしょう。
 さらに大型で高所の重たい機械は、個人ではメンテナンスに危険性がともない、崩壊した場合など家屋に被害がおよぶ可能性もあります。

 ですから、強風にあっても壊れない頑丈な構造で、個人で管理できるような小型で小規模で、静かな機械を、台数を多くして屋根のジャマにならない場所にとりつける。といった利用方法になるでしょう。
 とても高出力は望めませんが、夜間など太陽光パネルが発電できない時間帯の補助電源ぐらいにはなるでしょう。

 しかし、村落共同体としてみれば、風力発電は重要です。
 山を所有していれば、山頂や稜線など風の強い場所に、堅固で中規模の風力発電をなるべく多く、設置するのは、常識になるでしょう。


小規模水力発電

 これも上記の風力発電と同じ性格もっています。
 もしある程度、出力の大きな発電能力をもった用水があるなら、それは村落共同体に提供しなければならないでしょう。

 個人で水力発電を考えるのは、極めて限定されるのですが、もともとムラの集落がある場所は、家の近くにある程度の流速をもった用水があるケースが多いのです。一分間に数百リットルの流量かある場合があります。
 いわば開放型の雑用水道です。

 そこで、各家庭は、衣類や野菜や食器を洗ったりしたものです。降雪地帯は雪の廃棄場所にもなります。

 現代でみると衛生的にどうかと思われるかもしれませんが、全員が利用者であれば、用水は厳格にルールが決められて、清潔にたもたれ、長い年月、実際に機能してきました。

 この流水に小さな水車を取り付け、小発電をすることは意味があります。

 自動車の発電機などに,自転車の車輪を利用した水車を取り付ければ発電します。
 バッテリー一個分程度の蓄電が可能なら充分です。
 ささやかでも24時間稼動し、出力する電源は、頼りになることでしょう。


オリジナルです
二重屋根太陽熱風力発電

 屋根を二重にして、通気層を作れば、天井の断熱に非常に効果的です。

 この「下の見えない屋根」は、風雨に直接さらされないので、耐久性は大きく下げても問題ありません。

 むしろ軽量であればあるほど安全です。
 紫外線で劣化せず、外から見えないので外観も気にする必要はないので、簡単な塗装をほどこしたトタン板で充分です。
 これで、上部の屋根から雨漏りしても、下部の屋根で受け止めるので、屋根の性能向上に役立ちます。

 また、通風の取り入れ口は、熱された空気は上昇しますから、当然、下の軒先からになります。
 ここは、サンルームで、冬季は暖かいほうがいいのですが、夏季の暑さ対策は難題であり続けます。

 吸気穴をサンルームの中に設ければ、空気の流れができて、暑さと、湿気をやわらげる効果があります。

 洗濯物はオールシーズン、サンルームで行ないますので、通風がなければ湿気がこもりますので、好都合です。

 さらに、もうひとつ、二重屋根で通風層をつければ、排気口ができます。場所は必然的に、屋根の最上部の通路状の平面のすぐ下に東西となります。

 この排気口に、ファンをつけて、上昇空気で回転させれば発電が可能になります。

 太陽光発電ができるほど日照があれば、発電ができます。
 予備的な出力ですが、日が傾いて、太陽光発電ができなくなった夕方でも余熱があれば、多少の出力は期待できます。


 ありふれた発想で、どこかで実用化されていると思いますが、一応オリジナルです。

2016/01/20 T.Sakurai