モノホンを求めて


バンドマン用語で「モノホン」は「ホンモノ=本物」のこと。最近この言葉が、 マイブームです。「これはモノホンか」「モノホンのための行動をしているか」など。

【モノホンの食べ物】
「ムッ」とする臭いが鼻をつく・・・これがなんと、なごやかな昼食中の場所の臭い。 臭いの元が何かはわからないが、いろんな即席的に食べられる食品がテーブルに並 んでいる。ガス漏れにも気がつかない臭いオンチの私が、近頃これらの臭いが気になり だした。
特別な健康食品でなくてもいい、作っている人の顔が見える、いい臭いのする食堂に入って、 食事をしたい、と思うようになった。例えばこの後交通事故で死ぬとして、直前に 食べたのが、添加物いっぱいの見せかけだけの食事、では、ちょっと悲しい。

【モノホンの酒】
地酒の日本酒をメインに飲んでいる。こちらも、作った人の顔が見えるような酒を選ぶ。 少々高くても、全体量が少ないと、そんなには財布に響かない。蒸留酒(ウスクキー、焼酎 など)に比べて醸造酒(日本酒、ワイン、ビールなど)は酔いが残りやすい、と言う人もいるが、 モノホンはそんなことはない。いいものがもっと広まってほしいと思う。
とは言うものの、発泡酒や第3のビールばかり飲んでいたら、以前愛飲していたエビ○ビ ールが飲めなくなってしまった。ボディのしっかりした味が体にこたえる、これは、半分は 財布と相談の結果・・・反省。

【モノホンの練習】
1.いろんなことを知る
2.それをよく理解する
3.それが出来るように練習する

その過程を飛ばしていきなり「出来るようになろう」と、もがいていた。あれをかじり、これに 手を出して、結局何をやりたいのか、何をやるべきなのか、わからなくなってしまっていた。 まずは、一つのことを、小さなことから始めて突き詰めていく。
例えばリズムを突き詰め、メロディを突き詰め、ハーモニーを突き詰める・・・それらを集 大成して、少しでも「モノホン」に近づければ、と思う。

「練習」の部分は実は、最近受けたレッスンの受け売りです。おかけで、これから何をす べきかが、少し見えてきました。

というわけで、このエッセイも「モノホン」に近づけたいけど、これがなかなか。なんせ あーた、似非(エセ)、エッセー・・・と言うぐらいですから。