文字で表すことの「あやうさ」

最近はバンドでも、メールで予定を連絡し、掲示板に意見を書き込む、なんてことが当たり前 になってきました。それにつれて、不用意に書いたことが、意図と違うように解釈されること も、起きています。手紙なら封筒に入れるまであれこれ悩んで書くのに、メールや掲示板だと、 思い付くままに書くことが多い。そんな時、思いもしなかった解釈をされ、誤解を生じること があるのでしょう。

「どうして」は、受けとった人の気分次第で「どうしてでしょうか」とも、「どうしてやねん!」 ともとれる、メールの回答が「少し待ってくれる?」が「ちょっと待って」だと、なんとなく 気分が悪い、催促のメールを”再送”で2回送るのは簡単だけど、もらった方は「喧嘩を売っ てるのか!」と感じてしまう。

それほどに、「文字で表す」というのはあやふやで、正しく伝えるのが難しい。(そういえば、 学校の作文の時間、言いたいことを文字で表現するのは苦手だった。)それが、今のモバイル な世の中は、メール、チャット、掲示板など、文字表現の場が氾濫している。いったいいつか ら、日本人はこんなに文字を書くのが好きになったのやら。

そういえば、カラオケのときもそうでした。日本人がこぞって歌いだしたときは、日本はどう なってしまったのか、と思ったものでしたが、さて今度は、文字かヨ!。

ま、あせらず、自分の書いた文字、文章には責任を持ちましょう・・・そう、このコーナーの 更新も、焦らず、じっくりと、もう一度、見直して・・・。