トロンボーン、ナンボーン
先日、サックス吹きとの話しで、「トロンボーン吹きは、たいてい何本も楽器を持っている。 サックスはそんなことは無い」という話になりました。「そうかなー、じゃデビット・ サンボーンは・・」という親父ギャグを飲み込みながら考えると、んー、確かにそんな気もするな。 なんか原因があるんだろうか・・・

1)必要に迫られて
トロンボーンは、スライドがいかれたらアウトなので、どうしても予備が欲しい、それと、 テナーとテナーバスでは、音質も用途も違う、それに、トロンボーンと名前が付く からにはバルブも、ついでにフリューガ、ユーホは同系列楽器なので、という具合に増えていく?

2)安い中古に手を出す
サックスは中古でもけっこう高いが、ボントロはわりと安い。で、貧乏性のボントロ吹きは、 つい手を出す、で、増えていく?

3)楽器の難易度が高い
ボントロは楽器としての難易度が高い(?)、で、それをなんとか楽器でカバー出来ないかと、 あれこれと手を出し、増えていく?

4)性格的なもの
ボントロ吹きは「ムッツリ・・」が多いと言われている(断じてそんなことは無い・・、と思う)、 そのウップンを楽器で晴すために、増えていく?

5)呪われた楽器
実はトロンボーンは呪われた楽器で、ボントロ吹きは、とり憑かれたように買ってしまう・・・・ オーこわ!

それはともかく、世の中、せっかく買った楽器をまた売ってしまう人の、なんと多いことか。 ボントロ吹きの持っている楽器の数は、音楽への情熱と正比例、ということにしときましょう。