バンドマン的・カタカナ語大辞典 (ウ)


                  バンドマン的・カタカナ語大辞典 (ウ)


グローバル化が進む現代において、カタカナ語の意味を正しく知ることは大変重要です。
この「バンドマン的・カタカナ語大辞典」では現代社会に氾濫するカタカナ語を分かり易 く解説しています。また「覚え方」、「用法例」も記載していますので参考にしてください。 ただし、ここに記載した内容の真偽に関して、当ホームページは一切関知しませんのでご 了承ください。


ウィー【 Wii 】
2006年に任天堂が発売した家庭用ゲーム機。
<覚え方>
「社長、お酒ばかり飲んでいないで。我が社も子供向けだけでなく、家族向けや中高年層向けのゲーム機を開発しましょう」
「ウ、ウィ〜」

ウィークデー【 weekday 】
平日。週末の休日を除いた日。キャバレーのバンドマンの場合は、年末の1日あるいは数日の休日 を除いた、一年のうちの全ての日。

ウィキペディア【 Wikipedia 】
「ウィキ」は「インターネット上のサーバの文章をどこからでも書き換えることが出来るシステム」の ことで、ウィキペディアは、それを利用して世界中の人が参加してインターネット上に作っている百科事典。 エンサイクロペディア(encyclopedia=百科事典)のもじり。
ただしその実態は、内容の全てが正しいとは限らず、また全文借用(コピペ)によって人類の知識の低下をもたらしている という、世にも奇妙な百科事典。
<用法例>
「おい、ウィキペディアって、いったいなんや」
「はいバンマス、ウィキペディアで調べてみます」

ウイークポイント【 weak point 】
弱み、泣き所。人間だれしも持っている弱点。
<用法例>
「うちのバンマスは弱みが無いんで、人に好かれないんだな」
「そうそう、それがウイークポイント」

ウイスキーボンボン【 whiskey +bonbon (仏) 】
小さな砂糖菓子の中にウイスキーなどの洋酒を詰めたお菓子。なお、ウイスキーボンボンでも飲酒運転になる ので運転前には食べないこと。
<用法例>
「お前、子供の頃、ウイスキーボンボン、好きやった?」
「ウィ、好き。ボンボン(ええとこの子)やったから、俺」

ウイルス【 Virus(独) 】
1)感染性のある病原体のこと。
2)他人のパソコンに不正に侵入し被害を及ぼすプログラムのこと。コンピュータウイルス。
<用法例>
「もしもしバンマス、パソコンがウイルスにやられたので、今日休みたいんですが」
「そうか、メンバーに感染するといかんから、早く病院に行け」

ウインク【 wink 】
目くばせ。片方の目を素早く瞬かせて秋波(しゅうは=異性の気を引くための色目)を送ること。 両方の目でやると「眠いの?」と言われ、ゆっくりやると「ゴミが入ったの?」と 言われてしまう、バンドマンが歳をとるにつれてままならなくなる動作。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団【 Vienna Philharmonic Orchestra 】
ウィンナコーヒーを片手に、ウィンナソーセージをかじりながら、ウィンナワルツを演奏する、 オーストリアの管弦楽団。

ウーロン茶【 烏竜茶、烏龍茶 】
1)中国産のお茶の一種。
2)宴会の席で酒を飲めないバンドマンが定番で注文する、わびしさの漂うノンアルコール飲料。

ウェットスーツ【 wet suit 】
水上や水中で行動する際に着用する保護服で、水が浸透するタイプのもの(水が浸透しないタイプは ドライスーツ)。雨に遭ったバンドマンが着ている濡れてヨレヨレのスーツ、のことではないので間違わないように。

ウェディングケーキ【 wedding cake 】
結婚式で出される、ほろ苦い味をごく甘い味で覆い隠したデコレーションケーキ。

ウェディングブーケ【 wedding+bouquet 】
結婚式で花嫁が持つ、質素な生花を派手な造花で覆い隠した花束。

ウェディングベール【 Wedding Veil 】
結婚式で花嫁が頭に被る、飲み過ぎの赤い顔を純白で覆い隠した布。

ウェディングマーチ【 wedding march 】
結婚式で演奏される、マイナー(短調)をメジャー(長調)で覆い隠した行進曲。

ウェディングリング【 wedding ring 】
結婚式で新郎新婦が取り交わす、安月給を「月収○ヶ月分」という名目で覆い隠した指輪。

ウエートトレーニング【 weight training 】
箸より重い物を持ったことのないバンドマンにとって不可解な、重い物を使って筋力を増強する訓練のこと。

ウェルカムドリンク【 welcome drink 】
「よう来たな、ま、一杯」の英訳。

ウェルダン【 well-done 】
1)中までよく焼くステーキの焼き具合のこと、またその肉。内部がナマに近いレアや、中程度のミディアムが苦手な 日本人にとって、最も食べやすく、かつ歯が丈夫になる調理法。
2)「よくやった」という褒め言葉。
<用法例>
客「I asked for rare. This is well-done.」(レア頼んだのに、これウェルダンじゃん)
ウエイター「Thank you, sir. We aim to please.」(いい出来とお褒め頂き、ありがとうございます、これからも頑張ります)

ウオーキングマシン【 walking machine 】
機械の、機械による、人間を機械的に歩かせるための、機械。

ウォーキン【 Walkin' 】
1954年録音のマイルス・デイビスのアルバムのタイトルで、かつ1曲目のタイトル。イントロとエンディング が付いていて(同じメロディ)、演奏者にとっても取り上げやすい、ミデイアムテンポのブルース。 「Walkin'」は「Walking=歩くの進行形」の略だが、別に歩きながら演奏する必要はない。

ウォーキングディクショナリー【 walking dictionary 】
物知りな人のこと。「まるで歩く辞書だ」ということで、とっつきにくく、扱いにくいのが一般的。

ウォークマン【 WALKMAN 】
製品名。ソニーが昭和54年に発売した、携帯型の音楽再生プレーヤー。音で世間と隔絶することにより、試合前の弱気対策、ジョギング中の 疲労のごまかし、現世からの逃避など、さまざまな所で愛用されている。

ウォシュレット【 Washlet 】
製品名。自分がやらかしたことの尻拭いも出来ない人でも使っている、温水洗浄・温風乾燥付き尻拭い器。

ウクレレ【 ukulele 】
ギターより小型の、四本の弦を持つ弦楽器。日本では、高木ボー(某)という雷様が使う楽器として広く認識されている。

ウルトラマン【 Ultra man 】
M78星雲から来た宇宙人と科学特捜隊のハヤタ隊員が一心同体となって、3分どころか、1960年代半ばから今もなお 稼ぎ続けている、テレビ・映画界のヒーロー。