通販「中国語風・楽器大辞典」

            2009年ニュースカイラーク上海ツアー大成功記念
                  通販「中国語風・楽器大辞典」


テレビをご覧の皆様、ミッドナイトテレビショッピングのお時間です。
今回は、2009年ニュースカイラーク上海ツアー大成功を記念して「中国語風・楽器大辞典」 のご紹介です。自分の演奏する楽器は中国語でなんて言うんだろう、そんな疑 問をお持ちの方、この機会に是非、この「中国語風・楽器大辞典」をお求めください。
では、その中味の一部をご紹介しましょう。

<弦楽器の部>

【美音凛】=バイオリン
美しい音が凛として響く楽器。但し、演奏者の技量によって「上手は極楽下手は地獄」、と いう両極端の面を持つ楽器でもある。小型の弦楽器ながら、全ての楽器の中で一番高価な ものが存在する楽器で、製作者によっては億の値段が付くものが存在する。

【美音良】=ビオラ
美しい音が良く響く弦楽器の一種。ただ、バイオリンよりやや大きめの形で幾分音が低い分、 いくら皇族の方が演奏しても、どうしても地味に見えてしまうという弱点がある。

【遅恵労】=チェロ
形はバイオリンに似た中型の弦楽器。音域が低いので音が遅れがちになり、恵まれた音を出す には労力が必要な楽器。床に置き、股の間に挟んで演奏するため、女性奏者のコンサートは 入りがよい。

【根音富良萬守】=コントラバス
オーケストラの内で最下部の音域を担当する、大型の弦楽器。「根音を受け持ち、情緒に富んだ、良 い音で、他の萬(よろず)の音を守る」、という気概を持って演奏することが求められる楽 器。楽器が大きい分、手入れや輸送が大変で、根は「根性」の根である、とも言われる。

【技多安】=ギター
楽器の持つ技は多彩だが、その割りには安価で買うことの出来る弦楽器。そのため、音楽に 関心のなかった人がなんか楽器でも始めてみようかと思うときに、とりあえず思いつく楽 器のトップ。

【万度鈴】=マンドリン
2本の弦をピックで往復して弾くことで、トレモロ音を響かせ演奏する弦楽器。往復の回 数が多ければ多いほど、つまり万度にもなると、その音が鈴のように聞こえる楽器。ただ、ギタ ーほどにはポピュラーでなく、恋人を口説くのに用いるには、やや力不足。

<管楽器の部>

【苦楽裏熱富】=クラリネット
西洋式の縦笛。吹き口にリードという葦片を付けて、その振動で音を発する。音階を変え る為の穴のうち、いくつかは直接指で塞ぐようになっている。そのため、そこから息が漏れ やすく、そのたびにキ〜ッというミストーンを発生しやすい。ということで、苦しみや楽し みが裏に存在してはじめて、熱意に富んだ音が出せる楽器。

【風流富】=フルート
金属で作られた西洋式の横笛で、風流さに富んだ音を出す楽器。純金で作られたものもある が、多分、聴衆に音色の区別はつかない。楽器の中の空気(気柱)を振動させ ることによって音を発するため、なかなか音が出ない。そのため、軽い気持ち で始めた初心者は、フルートなのに頭がクラクラする。(クラはクラリネットの略称です、 念のため)

【美小露】=ピッコロ
横笛の一種。フルートを一回り小さくした楽器。形は小さいが、美しくて、まるで朝露の ような、可憐で澄んだ音を奏でる楽器。管楽器の中では最小サイズで、持ち運びに便利。 但し、管が短い分音程が取りにくく、上手く演奏しないとカン高い音が耳障り。

【裏口蛇】=リコーダー
『東京コミックショー』で「レッドスネーク、カモン!」と言って机の上の籠を叩くと、 机の中に隠れた人が、裏の口から蛇の人形を出す時に吹いていた楽器。本来は古い歴史を 持つ古典的な縦笛だが、最近では、子供が学校でピーピー鳴らす安い縦笛、というイメージ が強い。

【虎乱辺人】=トランペット
虎が乱れ暴れている時の、辺りの人の叫び声、のように甲高い音を出す金管楽器。金管楽器の 中では最高音域を受け持つ。最近は、野球の応援で耳障りな音を繰り返して人々のヒンシ ュクを買っている管楽器。

【虎音母遠】=トロンボーン
虎が唸る音、まるで母虎が遠くで唸っている音、のように聞こえる、中音域を受け持つ金 管楽器。スライドと呼ばれる管を抜き差しして音階を作るため、一番労力が必要で、そのためトロ ンボーン奏者は痩せてスマートである。(但し、ニュースカイラークの奏者のような例外 も、たまにある。)

【捕留音】=ホルン
音階を作るバルブを操作するのは左手で、右手はベルの中に突っ込んで、音を捕らえ留めるように 演奏する金管楽器。ステージではベルを後ろに向けて演奏するという、へそ曲がりな楽器。

【柱波】=チューバ
最低音域を受け持つ金管楽器。ベルは上を向いており、その音はまさに、金管楽器全体を 支える柱の波。学校で先生が「あなたは体が大きいからチューバね」という指示をして、 子供の音楽に対する夢をぶち壊すことの多い楽器。

<打楽器の部>

【怒楽務】=ドラム
怒ったり、楽しんだりしながら、演奏を務める、シンバルや太鼓からなる打楽器群。但し、一 説には、バンドの後方で演奏者が、怒鳴ったり、楽をしたりしながら、演奏を務める楽器、とも 言われる。

【振葉留】=シンバル
葉っぱのように、広くて丸い金属片で出来た楽器。2枚を叩き合わせたり、棒状のもので叩 き、その振動を留める打楽器。あらゆる楽器の中で「楽音雑音紙一重」の代表的な存在。

【数年安】=スネア
スネアドラムの略。重要な太鼓なので、吟味して買うことが多く、そのため一回買えば数年は 安心して使える。一番手前に置かれる太鼓なので、この上に自分のイチモツを置いて叩いた 罰当たりの奏者が、かつてキャバレーバンドマンにいた。

<鍵盤楽器の部>

【美安能音】=ピアノ
本来の名称は「ピアノ・エ・フォルテ(Gravicembalo col piano e forte)」で、ピアノから フォルテまで美しく安らかな音が可能、という意味。よく猫が歩いても鳴る、などと言わ れるが、猫には「猫ふんじゃった」は弾けない。

【顎出音】=アコーデオン
携帯型の鍵盤楽器。体の前に抱えて演奏するため、鍵盤を見た後、元の姿勢に戻る たびに顎(あご)を出して音を奏でる楽器。右手で鍵盤を弾き、左手は蛇腹で空気を送りながら 音のボタンを押すという、猫の手も借りたくなる楽器。


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