アンガールズ、たまにはいいこと言うじゃん


先日、田舎に行って一般の家に飛び込みで泊めてもらうという某テレビ番組に、アンガールズが 出演していました。その田中さん(向かって右、ちょっと顔の濃い方、おかっぱの 山根さんじゃない方、以下敬称略)がたまたま泊めてもらった家の子供が、不登校の中学生。

田中「おまえ、学校に行かないのか」
子供「ん」
田中「おまえ将来、何になりたいんだ」
子供「別に」
田中「おれも中学校ころ、ナンも考えてなかったもんな。でも勉強はしとけよ」
子供「勉強して、将来ナンの役に立つん?」
田中「何の役に立つか、わかんなくても、幅広く勉強しとくんだよ。そしたら、将来なりたい ものが出来たとき、後戻りしなくて済む」

えー、素(す)の田中、いいこと言うなあ。「後戻りしなくて済む」、か。

そう言われて振り返って見ると、これまでは「すごろく人生」のようなもんだもんなあ。ある所まで 進んだと思ったら、自分の未熟さに猛省して、振り出しに後戻り。またしばらく進んだと思った ら、知らないことが出てきて、またまた後戻り。そんなことばかり繰り返しているような気がする。

それでも、今さら「若い頃ちきんとやっときゃよかったなー」と後悔してもしょうがないから、自分の 感覚を頼りに勉強していくしかない。ただ、その「感覚の間口」が狭いと、また同じことを繰り返して しまいそうだから、間口だけは広くしておきたい、とは思う、ちょうどジンベイザメみたいに。その中 からいいものを吸収していけば、そのうち今より少しはましになるかも、という淡い期待をもって。

あとは、飲んでムチャしたり金が無い時でも、「健康」と「音楽への意欲」を保つ秘技、を先輩から 習得すればいいんだ。よろしくお願いします、ニュースカイラークの皆様。
「何言ってんだよ〜、お前も、メンバーだろ〜」
「え、あ、そうか、えーっと、じゃ〜自分が自分に習うわけ?、それって、なんか難しくない?」
「え?あ、はい、ジャンガジャンガジャンガジャーン」