永遠の謎?「あがる」について
「あがる」ことについて、メンバーで話をすることがありました。 2000人の客でもあがらないこともあれば、2人の客でもあがることが ある、などと。

2000人の客でも、それがショクナイのように自分に責任の無い(?)ステージなら あがることはないし、2人の客でも、それがの自分のライブステージなら あがることがある、と思ったのですが、まてよ。自分のステージでもノリのいいステージ では客が多くてもあがらない、逆にショクナイでも、ノリの悪いステージでは客が少なく てもシドロモドロのときがある、これはどうなるんだろう。

「自信」でしょうか。演奏技術の裏付け、精神的余裕などの。(演奏の良し悪しとは 別物とは思いますが。)しかし、練習では自信たっぷりに演奏している人が、 ライブ本番で突如ヨレヨレになってしまう、というのも何回も見てきたし。

「経験」、でしょうか。ステージ慣れの差なのか。しかし、初めての場所、初めての曲でも 客のノリがいいと全くあがらないこともあるし、いつもの場所、いつもの曲でも、その時の 雰囲気であがってしまうことがある。

「緊張感」でしょうか。しかし、緊張するとあがるということなら、あがっていない ということは演奏者に緊張感がない、ということになる。緊張感がなくてノリばかりだといいかげんな演奏に なり、逆に緊張した方が集中していい演奏ができることの方が多い。

「自己表現の意欲」の度合いでしょうか。でも、みんなそれをやりたくてやってる訳だし。

そのほか、ステージ用の黒靴を忘れただけであがることもあれば、あがらないようにと気を使い過ぎて 面白くないステージになってしまったこともある。結局、いろんな要素がからんでいるような、全く別の 要因があるような・・やはり永遠の謎なのでしょうか。

とりあえず次のステージで自分の精神分析をやってみることにして、今は、そんなことも含めて楽しめるのが「ライブ」、 と開き直ることにしましょうか。