2011年のニュースカイラークを振り返る


                 2011年のニュースカイラークを振り返る


2011年も残りわずかとなりました。
今年は、日本中が3.11の東日本大震災の惨禍と戦いながら、「絆」を合言葉に力を尽くした年で した。

【健康について考えさせられた年】
そんな中、ニュースカイラークにも大きな試練が待ち受けていた年となってしまいました。 5月にメンバーの一人の奥さんが病気で亡くなられました。まだ60歳代初めという若さ で、あまりの急な訃報にメンバーも信じられない思いでした。また、年末にかけてメンバ ーにも健康に危惧される状態が発生しました。平均年齢が上がるに従って避けては通れな いことではありますが、メンバー一同、改めて健康について考えさせられる年となりまし た。

〜今年もいろんな場所で演奏しました〜

【2月・犀川酒造りの会演奏】
今年も犀川での「酒造りの会」で演奏しました。新酒と猪鍋を楽しんで、そのあとニュー スカイラークの昼間の顔を見ていただく(?)という恒例の行事に、大勢の日本酒ファン、 そしてニュースカイラークファンの方々が参加してくださいました。メンバーとお客様が昼 間にお会いしていろんなお話をしたりする機会はめったにないので、寒くなると「酒の会 の演奏、来年はいつですか」というお声を頂くようになりました。

【3月、10月・日田市でライブ演奏】
3月に日田市で行われるイベントからお声がかかり、日田市に出掛けました。旅館に泊め て頂いての一泊二日の旅行演奏でしたが、その演奏が好評だったようで、10月にも再度 依頼があって、年に二度の日田市訪問となりました。旅館での上げ膳据え膳のもてなし、 二次会での歓待、そして翌日には小学校でジャズの模範演奏を披露するというおまけまで ついて、メンバー一同大満足のツアー演奏でした。

【4月・東日本大震災復興支援チャリティ演奏会】
東日本大震災の復興を支援しようと、メンバーの一人の声掛けで北九州など各地のミュー ジシャンが集まって、門司港でチャリティコンサートを開催しました。力を込めた演奏と ともに、ある人は会の運営に携わり、ある人は手作りの弁当の持ち込むなど、さまざまな 形で参加して支援の思いを表しました。

【7月・夢追い塾七夕コンサート】
今年も「夢追い塾」の方々がニュースカイラークコンサートを企画してくださいました。 今年はコンサートの構成を考える時点からメンバーも参加することになり、一部「北九州 のジャズの歴史」、二部「キャバレーサウンド」と題してお送りしました。ジャズの魅力、 そして昔懐かしいキャバレーサウンドに、お客様も大満足というアンケート結果を頂きま した。ショクナイ(仕事としての演奏)と違い、めったにやる機会のないコンサート形式 の演奏でメンバーも力一杯の演奏をお届けしました。

【10月・「カサブランカ」30周年記念演奏】
ホームグランド「カサブランカ」が30周年を迎えました。カサブランカママ初めスタッ フの方々の頑張りとお客様の支えで迎えた30年の節目に、ニュースカイラークも心を込 めて演奏させて頂きました。また、毎月第三火曜日に行っている定期ライブにも、毎回大 勢のお客様に来て頂き、メンバー一同感謝に耐えません。

【10月・今年も元気に「お浄土ライブ」】
お仏壇の前でジャズ、という世にもミスマッチな「お浄土ライブ」。8回目となるコンサー トを、今年も徳蓮寺さんが主催してくださいました。さわやかな秋風とお客様の暖かい雰 囲気に包まれて、今年も元気に演奏をお届けすることができました。

【特別支援学校慰問などボランティア演奏】
12月は小倉南区の特別支援学校に、ニュースカイラーク・サンタが演奏のプレゼントをお 届けしました。「毎年子どもたちが楽しみにしています」と言ってくださる先生方の言葉に 恐縮しながらも、子供たちに楽しんでもらえるような演奏をお届けしました。
そのほか、老人ホームなど多くの場所でナマの演奏を楽しんで頂きました。

【たくさんの「お仕事」演奏】
プロとしての誇りと自信、ニュースカイラーク・ジャズオーケストラが長く続いている根 源はここにあります。今年も多くの「お仕事」としての演奏の場を頂きました。現役のバ ンドマンであるという信念を元に活動を続けているメンバーにとって、これほど有り難い ことはありません。お仕事をくださった企業や団体に差しさわりのないよう、スケジュー ル表にはお名前を伏せることも多くて申し訳ないのですが、メンバー一同感謝に耐えませ ん。本当にお世話になりました!


日本中が揺れ動いた2011年ももうすぐ終わろうとしています。2012年、いったいどんな 試練や出来事がニュースカイラークを待ち受けているんでしょうか。
しかし、どんなことがあろうと、メンバー一同、ジャズマンとしての強い自覚と感性を忘れること なく、天を飛ぶ龍のように新しい年も突き進んでいきます。来年も皆様のご支援をよろしくお願い いたします。

    < 今年一年間本当にお世話になりました、ありがとうございました! >